和歌山市立 川永小学校

机の上だけでするものではありませぬ

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5年2組の子どもらが,運動場で巻尺を使っていますが体育ではないようです

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『算数的活動』という言葉があります


【算数的活動には,様々な活動が含まれ得るものであり,作業的・体験的な活動など身体を使ったり,具体物を用いたりする活動を主とするものがあげられることが多いが,そうした活動に限られるものではない。算数に関する課題について考えたり,算数の知識をもとに発展的・応用的に考えたりする活動や,考えたことなどを表現したり,説明したりする活動は,具体物などを用いた活動でないとしても算数的活動に含まれる。】※小学校学習指導要領解説:算数編より


方法や手順,公式やきまりを習ってもすぐに忘れてしまうことがあります

例えば三角形の面積の求め方や通分・約分の言葉の意味をわすれたり,あるいは2+3×4=20(正しくは14)としたりと,そのときはできたのにしばらくすると・・    よく聞く話ですね

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簡単に結果だけを求めてその過程をおろそかにするとすぐに忘れてしまうかもしれません

算数は机の上だけでするものではありませぬ

何曜日でも何時間目でも

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ご存知のように11月は「学校開放月間」です。学習参観や催しごとがなくても,いつ来校しても,いつ参観してくださっても結構ですのでご遠慮なくお越しください。仕事の合間やちょっとした時間ができたときにいかがですか。もしくはお友達と誘い合って来ていただくのもいいですね。とにかくわたくしといたしましては,平日のそれも何も行事のないときの来校者を増やすのが今年のめあて。ゆえに,保護者や地域の方へ早くから告知をし,今こうしてここにも載せているわけです。

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教室に行かれたらお子様の様子をご覧になるのはもちろん,学校や教室の環境も見ていただければうれしいです。その際のポイントとして例を挙げてみましょう。

【例1:子どもたちを学習に集中させるために】 ⇒ ①教室が片づけられているか ②棚の中は整理されているか,あるいはカーテンなどで見えなくしているか ③児童が班ごとに宿題を出せるように工夫されているか(※県教育センター学びの丘「和歌山県のすべての子どもたちのため」より一部抜粋)
【例2:子どもたちの学力を大切にするために】 ⇒ ①これまでの学習(算数等)が掲示されているか ②すぐに調べられるように国語辞典等が置かれているか ③学級文庫が整理されているか,またその内容はどうか・・等々。

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教室の在り方には,その担任の個性が見えてきます。いいところは特性と言うべきでしょう。戸じまりにまわって担任も子どもたちもいないガラーンとした教室で,思わずにんまりとそしてびっくり(注:もちろんいい意味で)したことが何度もあります。その人柄や努力が感じられる教室ってある意味「凄み」が感じられますね。

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「凡庸な教師はただしゃべる。良い教師は説明する。優れた教師は自らやってみせる。しかし偉大な教師は心に火をつける。」-有名な格言です(確か県の教育長さんのプレゼンにもありましたが)。この言葉を聞くと正直,ドキッとします。教頭として反省すべきことが感じられるからです。そのわけを説明しない。また自ら何もしない。そして支え励ますこともしないでは,職員は困りますので。

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子どもたちの心に火をつけられるような(わかりやすく言えばやる気をおこさせるような)教室っていったいどんな教室なのでしょう。皆さんはどう思いますか。

トイレの神様

南校舎1Fトイレがとってもきれいになったのはなぜでしょう

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これは担任が考えた掃除の手順です

意外と高学年の子どもでも,そうじの仕方は口だけは伝わらないものです

だからひと工夫が必要

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でも一番はこのメンバーのおかげ

はずかしがってはいますが,見えないところで粛々とする子たちです

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川永スタイル復活!

経験と体験

4年生にGT(ゲストティーチャー)が来ていただきました

消防署で長年おられた橋詰さんです

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実際に勤務された方の話には重みがあります

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子どもたちのたくさんの質問にもていねいに答えてくれました

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橋詰さん  どうもありがとうございました

ライバル多し

廊下で大きな声が聞こえました

いつも温厚な3年のKさんの声が  びっくりして廊下を見ると・・

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クラスの子どもたちが,チャレンジランキングの練習をしていたわけね

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今年はどこまで記録がのびるのでしょうか?

和歌山県内の参加小学校すべてがライバルです

二日間の体験

学校の北側にある作業所に-

-今日と昨日の二日間,体験学習に4年生が行ってきました

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毎年お世話になっていて,そのていねいで誠実な対応に頭が下がる思いです

 

昨日は1組さんでした

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作業所から近くの「きりんこ」(※名前の由来はもう省略)まで散歩に出かけました

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帰ってからは車いすの体験

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駐車場の隣のプレハブではサツマイモの収穫体験の話をしていました

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2日目の今日は2組さん

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「お芋掘り」のチームと一緒に行動しました

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とれたお芋でいろいろな商品が作られているとのこと

これは本格的です

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おじゃまでなければ来年もお願いしてもよろしいでしょうか・・

職員の皆様   二日にわたってお世話になりました

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その「わけ」が大事

本日,「学習参観」と「授業参観」

なぜ二通りの表現をしたかと言うと10月の学校便りの通りです

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教科はいろいろでしたがワークシートを使っているクラスが多かったですね

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2年生の算数でも「わけ」を書いていました

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5年生ともなると図もわけも難しくなってきます

青空教室

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運動場での研究授業   6年生の体育,ハードルです

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快晴の秋空のもとでの授業  気持ちいいですね

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担任のH君の指導案は誠にていねいな仕上がり    当然その内容です

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もちろん体育科の研究部は協力体制を組んでいます

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わたくし自身も勉強になった授業-

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-このクラスだけでなく6年生担任全員のハードルの授業力がアップしたのは言うまでもありません

体験したことには重みが

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GT(ゲストティーチャー)の二越(にごし)さんに来ていただきました

いつもお世話になっている津名さんの紹介で,3年生のために来ていただいたのです(川永はとにかく地域の方のサポートが手厚くて・・ 感謝の一言)

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二越さんが小学校2年生から中学校3年生までの間が戦争だったとのこと

一番多感な頃が一番暗い時代だったということですね

終戦になったときに『こんなに自由に生活していいものか・・』と思ったそうです

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大都市の空襲や原爆のこと,あるいは軍艦や飛行機での戦争のことは映像や文字を通して知っています

しかし地方都市のごく普通の生活の中の話,それも体験した方の口から聞くことはめったにありません

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目にしたことやふれたもの,つまり事実を淡々と語られていましたが-

-それはそれで話に凄みというか迫力がありました

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二越さんが子どもの頃に日清戦争や日露戦争の話を聞いたとき,とんでもない昔話に思ったそうです

しかしよく考えると,この子たちも同様に先だっての戦争は遠い遠い昔話になっているんだなとおっしゃっていました

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二越さんが何回かおっしゃった言葉-

-「戦争は始めてしまったら終わりがない・・」

そう静かに語られていました

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家庭科の授業 -その2-

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5年生の家庭科に行ってきました

 

なぜかというと-

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-ミシンを使った授業があったからです

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ミシンを使うときは絶対的に2名の指導者がいる方がスムーズに進みます

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わたくし,音楽と家庭の専科を担当した経験があります

この職につく前のたった一年間でしたけど

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ピアノを弾くよりも調理実習をするよりも,何よりもミシンを使った授業が大変でした

あちこちから「先生」「先生」「先生」・・とてんてこまい

けれど「成就感」,わかりやすく言うと「やり遂げた感」はありました  肩はこりましたけど・・

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