GT(ゲストティーチャー)の二越(にごし)さんに来ていただきました
いつもお世話になっている津名さんの紹介で,3年生のために来ていただいたのです(川永はとにかく地域の方のサポートが手厚くて・・ 感謝の一言)
二越さんが小学校2年生から中学校3年生までの間が戦争だったとのこと
一番多感な頃が一番暗い時代だったということですね
終戦になったときに『こんなに自由に生活していいものか・・』と思ったそうです
大都市の空襲や原爆のこと,あるいは軍艦や飛行機での戦争のことは映像や文字を通して知っています
しかし地方都市のごく普通の生活の中の話,それも体験した方の口から聞くことはめったにありません
目にしたことやふれたもの,つまり事実を淡々と語られていましたが-
-それはそれで話に凄みというか迫力がありました
二越さんが子どもの頃に日清戦争や日露戦争の話を聞いたとき,とんでもない昔話に思ったそうです
しかしよく考えると,この子たちも同様に先だっての戦争は遠い遠い昔話になっているんだなとおっしゃっていました
二越さんが何回かおっしゃった言葉-
-「戦争は始めてしまったら終わりがない・・」
そう静かに語られていました