和歌山市立 川永小学校

体験したことには重みが

DSCF2865DSCF2835

GT(ゲストティーチャー)の二越(にごし)さんに来ていただきました

いつもお世話になっている津名さんの紹介で,3年生のために来ていただいたのです(川永はとにかく地域の方のサポートが手厚くて・・ 感謝の一言)

DSCF2839 DSCF2841

二越さんが小学校2年生から中学校3年生までの間が戦争だったとのこと

一番多感な頃が一番暗い時代だったということですね

終戦になったときに『こんなに自由に生活していいものか・・』と思ったそうです

DSCF2843 DSCF2844DSCF2851 DSCF2852

大都市の空襲や原爆のこと,あるいは軍艦や飛行機での戦争のことは映像や文字を通して知っています

しかし地方都市のごく普通の生活の中の話,それも体験した方の口から聞くことはめったにありません

DSCF2848 DSCF2849

DSCF2857 DSCF2862

目にしたことやふれたもの,つまり事実を淡々と語られていましたが-

-それはそれで話に凄みというか迫力がありました

DSCF2864DSCF2854

二越さんが子どもの頃に日清戦争や日露戦争の話を聞いたとき,とんでもない昔話に思ったそうです

しかしよく考えると,この子たちも同様に先だっての戦争は遠い遠い昔話になっているんだなとおっしゃっていました

DSCF2855 DSCF2867

二越さんが何回かおっしゃった言葉-

-「戦争は始めてしまったら終わりがない・・」

そう静かに語られていました

DSCF2859

このページのトップに戻る