今日も朝練をしていたのでしっかりと撮ってきました
手ぶれがひどかった反省から三脚を使用
そして5年生のみなさんがこの土日に特訓するための練習用もアップ
さらにキレのある動きを期待しています!
わかやましりつ かわながしょうがっこう
県教委主催の研修会に行ってきました。これまでとこれからの学力向上について指針となる研修会です。
学校だより10月号でお知らせした「基礎・基本3か条」のその先は?-
-板書とノート指導が大切。そしてノート指導は組織的に(学校全体で)取り組まなければならないということ。
県教委からはひな形を提示。具体的ですね。
また,テレビゲームや携帯・スマホをしている時間について,県全体から見ても昨年度から大きな改善が見られなかったとのこと。
まさに本校の課題そのものです。
有田市の小学校の発表の中で,特に図書館教育の充実に関する内容が印象に残りました。
環境の整備と年間計画の作成について大変参考になりました。
人がいない(この小学校には学校司書がいらっしゃるとのこと)とか,環境が整っていないとか言うのではなく,できることからしなくてはいけません。そして来年度の校務分掌(校内での役割分担)や教育計画(川永小学校の教育の方針や予定)を改善しなければなりません。
そう痛感した次第。
先日,お子様を通じて配付した本校の[全国学力・学習状況調査結果の概要と具体的な取組]の中にも,読書活動のことを入れています。それこそ『具体的に取り組まなければ』なりませんね。
牧野先生のプレゼンではきら星のごとく印象に残った言葉がたくさんありました。わたくしが勝手に選んだ珠玉の言葉を紹介。(ただし,自分なりに消化した上での表現となっていますので念のため)
〇 教師の授業改善=(イコール)授業を変えることである。
〇 学習のめあてを黒板に書くだけなの?それならなかってもいい。子どもがこの1時間に学習したい,そして身につけたいことが意識できるようなめあてが必要。
〇 指導書に書いてある通りのめあてはだめ。子どもの実態と評価に応じて設定しなければならない。
〇 基本はノート指導。手順や方法を明示したワークシートはひとつのツールであり,まずワークシートありきではだめ。
〇 昔からある問題解決型の学習とこれからの学習方法は似て異なるもの。それはきちんとした答えがあるかないかの違いである。
〇 校長はきちんとした数値目標(テストの点だけというせまい意味ではなく)を掲げなくてはならない。
〇 校長は独裁ではダメ。教職員の責任ある配置を決めるのがリーダーシップ・・等々。
のど元過ぎれば・・とよく聞く話ですが,学力向上対策はこれからです。
本校に勤務してからこれまで,何回も聞かれたことがあります
川辺(かわなべ)小学校? 川永(かわなが)小学校? と・・
学校名は川永ですがこの辺りにそんな地名・在所はありません
川永というのは川辺と永穂という地名を合わせたということ-
-という話は前にも載せましたね
そんな本校の歴史についてGTの津名さんが6年生にしてくれました
いつもお世話になっている津名さんのご親戚の方です
冊子や写真,自身がお描きなった絵までご用意してくれました
後ろに見える建物が昔の校舎
そしてこのクスノキの大木は-
-かつてこの建物の辺りにあったそうです
郷土愛とともに愛校心も育てていきたいですね これらの言葉が死語とならないためにも・・
5年2組の子どもらが,運動場で巻尺を使っていますが体育ではないようです
『算数的活動』という言葉があります
【算数的活動には,様々な活動が含まれ得るものであり,作業的・体験的な活動など身体を使ったり,具体物を用いたりする活動を主とするものがあげられることが多いが,そうした活動に限られるものではない。算数に関する課題について考えたり,算数の知識をもとに発展的・応用的に考えたりする活動や,考えたことなどを表現したり,説明したりする活動は,具体物などを用いた活動でないとしても算数的活動に含まれる。】※小学校学習指導要領解説:算数編より
方法や手順,公式やきまりを習ってもすぐに忘れてしまうことがあります
例えば三角形の面積の求め方や通分・約分の言葉の意味をわすれたり,あるいは2+3×4=20(正しくは14)としたりと,そのときはできたのにしばらくすると・・ よく聞く話ですね
簡単に結果だけを求めてその過程をおろそかにするとすぐに忘れてしまうかもしれません
算数は机の上だけでするものではありませぬ
ご存知のように11月は「学校開放月間」です。学習参観や催しごとがなくても,いつ来校しても,いつ参観してくださっても結構ですのでご遠慮なくお越しください。仕事の合間やちょっとした時間ができたときにいかがですか。もしくはお友達と誘い合って来ていただくのもいいですね。とにかくわたくしといたしましては,平日のそれも何も行事のないときの来校者を増やすのが今年のめあて。ゆえに,保護者や地域の方へ早くから告知をし,今こうしてここにも載せているわけです。
教室に行かれたらお子様の様子をご覧になるのはもちろん,学校や教室の環境も見ていただければうれしいです。その際のポイントとして例を挙げてみましょう。
【例1:子どもたちを学習に集中させるために】 ⇒ ①教室が片づけられているか ②棚の中は整理されているか,あるいはカーテンなどで見えなくしているか ③児童が班ごとに宿題を出せるように工夫されているか(※県教育センター学びの丘「和歌山県のすべての子どもたちのため」より一部抜粋)
【例2:子どもたちの学力を大切にするために】 ⇒ ①これまでの学習(算数等)が掲示されているか ②すぐに調べられるように国語辞典等が置かれているか ③学級文庫が整理されているか,またその内容はどうか・・等々。
教室の在り方には,その担任の個性が見えてきます。いいところは特性と言うべきでしょう。戸じまりにまわって担任も子どもたちもいないガラーンとした教室で,思わずにんまりとそしてびっくり(注:もちろんいい意味で)したことが何度もあります。その人柄や努力が感じられる教室ってある意味「凄み」が感じられますね。
「凡庸な教師はただしゃべる。良い教師は説明する。優れた教師は自らやってみせる。しかし偉大な教師は心に火をつける。」-有名な格言です(確か県の教育長さんのプレゼンにもありましたが)。この言葉を聞くと正直,ドキッとします。教頭として反省すべきことが感じられるからです。そのわけを説明しない。また自ら何もしない。そして支え励ますこともしないでは,職員は困りますので。
子どもたちの心に火をつけられるような(わかりやすく言えばやる気をおこさせるような)教室っていったいどんな教室なのでしょう。皆さんはどう思いますか。