和歌山市立 加太中学校

人権特設授業3【11月21日(日)】

NHKニュースで放送していただいたニュース原稿を掲載させていただきました。 病気の治療などで髪の毛を失った人たちに、ウイッグになる髪の毛を提供する「ヘアドネーション」について学ぶ授業が、和歌山市の中学校で開かれました。 この授業は、さまざまな立場の人たちへの理解を深める取り組みをしている和歌山市の加太中学校で行われ、22人の生徒が参加しました。 19日は、髪の毛の寄付を受けながら医療用のウイッグを無償で提供する、「ヘアドネーション」の活動をしているNPO法人の代表が講師として招かれました。 このなかで、31センチ以上の長さがあれば、カラーやパーマをしていたり、くせ毛や白髪でも寄付できることや、1つのウイッグを作るにはおよそ50人分の寄付が必要だという説明を受けました。 ウイッグを使った経験のある生徒はいないということで、さまざまな色やヘアースタイルのウイッグを試着しながら、着け心地や見たときの雰囲気の変化などを確かめていました。 2年生の男子生徒は、「ウイッグをつけている人と接することがあっても、特別扱いにせずにふつうに接していきたい」と話していました。

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