さきほど終わりました訓練の様子です
各地区から集まった(避難されてきた)方は受付で氏名を記入します
消防署と消防団の方々 今年もありがとうございます
連合会長の岩橋様のご挨拶に続き-
-和歌山市長の尾花様のご挨拶です
さっそくわたくしは煙体験へ 前を歩くのは3年生のO君
正直言って前が見えないのと息がしにくいのとで二人とも少々パニック状態
本当の煙だと思うとちょっと・・
ここはAED体験のコーナー 5年と3年のMさんの姿が見えます
ここはジャッキを使っての救助のノウハウを教えてくれるところ
みな真剣な表情です
バケツリレーには市長様も参加されました
以前,教頭会の研修で神戸市の小学校に行った時のこと-
-大震災の際,水や食料はともかく日が経つごとにトイレのことで苦労されたとの話を,職員から聞いたことを思い出しました
今は簡単に設置できる簡易トイレがあります
和歌山県教育委員会の「学校における防災教育・安全指針」(平成26年3月)では- ※以下,抜粋
地域・関係機関と連携した計画的・組織的な防災教育の推進
ア.各学校においては、日ごろから「開かれた学校づくり」に努め、PTA、各市町村災害対策部局、警察、消防署等と緊密に連携しながら、避難所の運営に対する協力の在り方、防災訓練や心肺蘇生法(AEDの使用を含む。)等の救命講習の実施、災害時の対応等について協議を進める。
イ.地域と連携した防災訓練を実施し、その中で生徒自らが支援活動等を体験できる場を設定するなど、地域ぐるみの計画的・組織的な防災訓練の一員として積極的に参加できるようにする。
ウ.地域が実施する防災訓練への参加や災害ボランティアに関する体験学習、地域住民から災害体験談を聞く機会を設けるなど、学校・家庭・地域が一体となり、「自分たちの地域は自分たちで守る」を基本に防災教育を進める。・・(略)・・
-とあります
学校として上記のことをより積極的に進める必要と,保護者の方の今いっそうの参加の必要を感じました
また,同指針には小学校での目標も明記されています(以下,抜粋)
【目 標】
低学年・・・災害に関心をもち、災害発生時に近くの大人に連絡したり、一緒に避難してもらえるよう声をかけるなど、適切な行動ができるようにする。
中学年・・・災害について基本的な理解ができ、自ら安全な行動ができるようにするとともに、周囲の人と協力して危険を回避できるようにする。
高学年・・・災害の危険を理解し、自ら安全な行動ができるようにするとともに、自分の安全だけでなく他の人々の安全にも気配りができるようにする。また、「自助」と「共助」の意味や大切さを理解できるようにする。
みなさんは『釜石の奇跡』をご存知ですよね(以下,同指針より抜粋)
自分の命を自分で守る!
東日本大震災では、学校管理下において、教職員の適切な誘導や日常の避難訓練等の成果によって、児童等が迅速に避難できた学校があった一方、避難の判断が遅れ、多数の犠牲者が出た学校や、下校途中や在宅中に被害にあった児童等がいました。
自然災害では、想定を超える災害が起こる可能性が常にあり、自ら危険を予測し回避するために、習得した知識に基づいて適切に判断し、迅速な行動をとることができる力を身に付けさせることが必要です。そのためには、日常生活においても状況を判断し、最善を尽くすといった「主体的に行動する態度」を身に付けさせることが極めて重要です。
釜石の奇跡と言えば「片田敏孝」 群馬大学大学院教授の言葉を紹介しなければなりません
津波避難3原則
❶ 想定にとらわれない
❷ 最善を尽くせ
❸ 率先避難者になれ
来年度ぜひお子様とともに訓練に来校してください
お待ちしています