誤字ではありません
食育の秋です お弁当コレクションに続く食育の話
夏休みの宿題だった『全国親子クッキングコンテスト』から4点紹介
味覚や好み,食べ物へのイメージや関心度は子どものころに決まると聞いたことがあります
ファストフード店や回転ずし店などの子どもをターゲットにした戦略に納得してしまいます-
-って,このことは前に学校便りに載せましたね
わかやましりつ かわながしょうがっこう
以前の記事で11月5日についてお聞きしましたが-
-実はこの日は『津波防災の日』なんです ※注:上記のチラシは和歌山県教育委員会が作成
『津波防災の日』・・・1854年11月の安政南海地震(M8.4)で和歌山県を津波が襲った際に、稲に火を付けて、暗闇の中で逃げ遅れた人たちを高台に避難させて命を救った「稲むらの火」の逸話にちなんだ日です。「津波対策の推進に関する法律」(平成23年6月24日施行)により、広く津波対策についての理解と関心を深めるため、11月5日を津波防災の日として定めています。※以上,県教育委員会の資料より抜粋
稲むらの火の話は,5年生の国語の教科書にも載っています
「のどもと過ぎれば・・・」とならないようにしなければなりませんね(当然,わが校はこの日にあわせて避難訓練を予定)
当日は地震速報受信警報システムを使った訓練もあります
和歌山県紀美野町立 野上小学校 へ行ってきました
貴志川と海南の境から南向いて行きます 山間(やまあい)にある誠に静かな雰囲気の小学校
昨日ここで夏季研修会がありました
野上小学校での実践事例です(※うちのHPに掲載することは了承済み)
『学び合い』のために全学年がぶれず学校全体が一方向を目指していると感じました (この『 』にはきちんとした,そして深い意味があるということ)
自身,過去に勤務校で『学力向上拠点形成事業』を受けた際,この学校のように一本筋が通った研究・研修であった否かと問われれば・・・です
もちろんそれは研究主任であった自身が一番反省すべきことですが
話は前後します
一番最後の質疑応答の際,「使用しているプリントがあれば(ほしい?)」というような意見がありましたが-
-それも含めて考えて工夫して改善していくというのがやりがいがあったというか楽しかったのですが(あくまで自分の場合は)
また「中学校との兼ね合いや連携」について質問がありましたが-
-『学び合い』を経験・体験した,それも今後6年間も続けた子どもたちは,いくつになってもどこへ行っても安心でしょうね そしてそんな子たちが学級に何人かいれば担任としてすごくラッキーと思うのですが・・ うまく言えませんが
上越教育大学教職大学院 教授 西川 純 先生のご講演です
いかに自分が固定概念にしばられてきたかを痛感しました
講演の内容はプレゼンの画面だけではとうてい伝わりませんが,自分が!と思った一部を載せました
うちの研究主任と相談してさっそく教授の本を注文したのは言うまでもありません
最後に野上小学校の校長先生の言葉から-
-やってみることが大切
できない(やらない)理由をいろいろ考えているよりもまずは一歩を・・
そんな言葉が頭に浮かびました
さきほど終わりました訓練の様子です
各地区から集まった(避難されてきた)方は受付で氏名を記入します
消防署と消防団の方々 今年もありがとうございます
連合会長の岩橋様のご挨拶に続き-
-和歌山市長の尾花様のご挨拶です
さっそくわたくしは煙体験へ 前を歩くのは3年生のO君
正直言って前が見えないのと息がしにくいのとで二人とも少々パニック状態
本当の煙だと思うとちょっと・・
ここはAED体験のコーナー 5年と3年のMさんの姿が見えます
ここはジャッキを使っての救助のノウハウを教えてくれるところ
みな真剣な表情です
バケツリレーには市長様も参加されました
以前,教頭会の研修で神戸市の小学校に行った時のこと-
-大震災の際,水や食料はともかく日が経つごとにトイレのことで苦労されたとの話を,職員から聞いたことを思い出しました
今は簡単に設置できる簡易トイレがあります
和歌山県教育委員会の「学校における防災教育・安全指針」(平成26年3月)では- ※以下,抜粋
地域・関係機関と連携した計画的・組織的な防災教育の推進
ア.各学校においては、日ごろから「開かれた学校づくり」に努め、PTA、各市町村災害対策部局、警察、消防署等と緊密に連携しながら、避難所の運営に対する協力の在り方、防災訓練や心肺蘇生法(AEDの使用を含む。)等の救命講習の実施、災害時の対応等について協議を進める。
イ.地域と連携した防災訓練を実施し、その中で生徒自らが支援活動等を体験できる場を設定するなど、地域ぐるみの計画的・組織的な防災訓練の一員として積極的に参加できるようにする。
ウ.地域が実施する防災訓練への参加や災害ボランティアに関する体験学習、地域住民から災害体験談を聞く機会を設けるなど、学校・家庭・地域が一体となり、「自分たちの地域は自分たちで守る」を基本に防災教育を進める。・・(略)・・
-とあります
学校として上記のことをより積極的に進める必要と,保護者の方の今いっそうの参加の必要を感じました
また,同指針には小学校での目標も明記されています(以下,抜粋)
【目 標】
低学年・・・災害に関心をもち、災害発生時に近くの大人に連絡したり、一緒に避難してもらえるよう声をかけるなど、適切な行動ができるようにする。
中学年・・・災害について基本的な理解ができ、自ら安全な行動ができるようにするとともに、周囲の人と協力して危険を回避できるようにする。
高学年・・・災害の危険を理解し、自ら安全な行動ができるようにするとともに、自分の安全だけでなく他の人々の安全にも気配りができるようにする。また、「自助」と「共助」の意味や大切さを理解できるようにする。
みなさんは『釜石の奇跡』をご存知ですよね(以下,同指針より抜粋)
自分の命を自分で守る!
東日本大震災では、学校管理下において、教職員の適切な誘導や日常の避難訓練等の成果によって、児童等が迅速に避難できた学校があった一方、避難の判断が遅れ、多数の犠牲者が出た学校や、下校途中や在宅中に被害にあった児童等がいました。
自然災害では、想定を超える災害が起こる可能性が常にあり、自ら危険を予測し回避するために、習得した知識に基づいて適切に判断し、迅速な行動をとることができる力を身に付けさせることが必要です。そのためには、日常生活においても状況を判断し、最善を尽くすといった「主体的に行動する態度」を身に付けさせることが極めて重要です。
釜石の奇跡と言えば「片田敏孝」 群馬大学大学院教授の言葉を紹介しなければなりません
津波避難3原則
❶ 想定にとらわれない
❷ 最善を尽くせ
❸ 率先避難者になれ
来年度ぜひお子様とともに訓練に来校してください
お待ちしています
市教育委員会:客員指導主事の 山本 紀代(のりよ) 先生が来校
今日は午後から職員研修でした
算数科についてのお話をしていただきました
・問題解決型の授業構成
・算数教育における問題解決学習の具体的なこと
・ペア学習やグループ学習等々の内容でした
またこれらのことに関連して教科書についてもお話がありました
みなさんは算数の本をじっくり目を通したことはあるでしょうか
この書いていることにはきちんとした意味や理由があるのです
計算問題や文章問題を解いていくだけが算数ではありません 一度お子様の教科書を開いてみてはいかがでしょう
問題ばかり並んでいないことに驚かれるかもしれませんね
山本先生,どうもありがとうございました