和歌山市立 加太中学校

パソコン室終了【 8月 9日(火)】

約30年前に中学校教育にコンピューターが導入され始めました。そのため、本校にもコンピューター教室が建築されました。当時、特別教室棟は、理科室、家庭科室、美術室、音楽室のみでしたが、その南側に2階建ての校舎の増築が行われました。その時に建築されたのが、1階の被服室・活動室、2階のコンピューター室・準備室です。また、新校舎の部室や倉庫も新たに作られました。増築された校舎の辺りには、技術室への移動のための木造の渡り廊下やソテツの木、外用のトイレなどがありましたが、建築のために撤去されました。約1年にわたる工事の結果、現在のコンピューター教室が完成したのは、平成5年2月22日のことでした。それから約30年間コンピューター教室が生徒の皆さんの様々な学習に活用されてきました。その間に本校に在籍された生徒は約950名となっています。昨年度から、一人一台のノート型のタブレットパソコンが導入されたため、コンピューター教室の使用の頻度は減少していました。現在のパソコンの5年間の使用期限が、今月末で終了することもあって、和歌山市立中学校のコンピューター室のパソコンが一斉に撤去されることとなりました。昨日、本校のコンピューター教室のパソコンがすべて撤去されました。30年間にわたるコンピューター教室の役割が終了した瞬間でした。

昨日、すべてのパソコンが撤去されたあと、教室内を整備し、生徒の皆さんの様々な活動や、本校で開催される多様な会議などで使えるように机や椅子を配置しております。教室の床にはカーペットが敷かれていて落ち着いた環境で学習や会議ができるのではないかと感じています。

この恵まれた学習環境をしっかり活用し、本校の教育活動をより一層充実させたいと思っています。 学習発表会に向けて(総合的な学習の時間・コンピューター室での活動の様子)【2020年10月16日(金)】

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