和歌山市立 加太中学校

入試問題の傾向『社会科』【3月12日(金)】

地理・歴史・公民のいずれの分野も、基礎・基本的な事象や語句が広く出題されており、また、本校で使用した問題集やプリントと同様の出題方法でした。
世界地理の分野では、太平洋、時差、イスラム教についての問い、また、国別人口・面積・輸出品目総額の資料より、国の特色やその国が属する地域の特色を問う問題が出題されました。
日本地理の分野では、東北地方に関する出題が3問あるものの、日本全体の特色や課題が出題されました。また、グラフを読み解く力が必要な問題も出題されました。
歴史では、略年表を活用して、日本の歴史の流れに沿って、基本的な事柄が出題されています。近現代からの出題もあり、受験勉強では、最後の単元までやり遂げる必要があると感じます。また、「循環型社会」など時事問題を確認していくことも大切です。公民的分野は、約30点の配点で、政治・経済・国際社会の3分野にわたり広く出題されています。
全体を通して、思考力を問う問題は、7題、約20点の配点でした。段階的に評価するため、完全な解答を答えられなくても、その内容に関する知っている事柄を記載すれば部分点が得られると思われます。掲載されているグラフや様々な資料を分析し読み取る力が必要です。

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