沖芸大琉球芸能専攻OB会による『はじめての琉球舞踊にチャレンジ』の本公演が、加太中学校の体育館で行われました
最初は、古典舞踊「四つ竹」女踊りから始まりました。琉球の音楽や衣装を初めて見た生徒も多く、独特なリズムや美しい配色の着物に目を丸くしていました。また、今回は舞踊を見せるだけでなく、歴史や文化、背景、沖縄の言葉(うちなーぐち)などについて丁寧に教えていただきました。知らないことがいっぱいありました。
琉球衣装の体験もさせていただきました
紅型の着物と蓮の花を模した笠が華やかです
次に、「琉球舞踊にチャレンジ!」ということで、学年別に練習した「四つ竹」を披露しました。まず2年生、丁寧な踊りでした。
次は3年生 学年のカラーがよく出ています、振りは大きく元気よく、笑顔。
次は古典舞踊「四季口説」。これは若衆踊りで、若衆とは元服前の男子のこと。琉球では元服前の男子は、魔除けのため女の子のような恰好をしたそうです。
「前の浜」二才おどり 「二才」とは「青二才」のことで、「若い男性」の意味だそうです
「黒島口説」農民たちの踊りで、リズムが速くなってきました
雑踊り「加那ヨー天川」若い二人の恋の踊りだそうです
古典無聊「かぎゃで風」の手踊りを全員で体験しました 沖縄の踊りは手の動きに特徴があります
「かぎゃで風」老人がでてきます。これは沖縄のめでたい席では最初に出される縁起の良い演目だそうです
生徒会からのお礼のあいさつ
最後に記念撮影!
演者の方々から、「本当に好きなことなので、つらいことがあっても続けることができました。みなさんも、自分の将来の仕事を選ぶとき、好きだと思える仕事を選んでください」とメッセージをいただきました。
保護者や地域のみなさまも鑑賞にいらっしゃいました
なかなか和歌山では、本格的な琉球舞踊を鑑賞することはできません。とても貴重な体験をすることができました。
にふぇーでーびる(ありがとうございました)