

東京大学生産技術研究所の川添善行准教授研究室の加太分室は、平成30年6月に加太地区に開設されました。分室には、特任助教の青木佳子先生らが常駐され、加太地区の様々な課題について調査研究をされてきました。今回、加太地区の研究の成果をまとめた本を作成するために、加太中学校に来校され取材をされました。加太中学校の様々な取り組みを詳しくお話しいたしました。また、今年の修学旅行の当初の予定では、東京大学の見学や学食での食事を計画していましたが、東京への訪問が中止となったため残念ながら行けなかった事などもお話しいたしました。


本校の生徒も東京大学の開催するイベントにたくさん参加させて頂きました。平成31年2月の「未来会議」では、モデルロケットの打ち上げを見学したり、国際交流センターでは東大生との交流会議に参加させて頂きました。そして、その年の、8月には、「東大サマーキャンプ」が国際交流センターで開催され、本校から3名の生徒が参加し、多くの事を学びました。

また、31年2月には、青木佳子先生に来校頂き、ゲストティーチャーとして加太地区の研究分析された事をわかりやすく講演して頂きました。加太は、大変長い歴史があり、自然環境の素晴らしいところだと教えていただきました。また、加太小学校も加太の地域学習の指導によく来ていただいたそうです。


しかし、大変残念なことに、青木先生は、この12月末で東京に帰られることになったそうです。それに伴い、東大地域ラボの活動もいったん終了となるそうです。加太地区のために様々な活動をして頂いたこと、特に小中学校の教育活動にご尽力頂いたことに対し深く感謝いたします。そして、青木佳子先生の今後のますますのご活躍を楽しみにさせて頂きたいと思います。本当に、ありがとうございました。
