みかんの木にアゲハ蝶の幼虫がいました。
見つけた子供たちは、もっとよく見たいと飼育ケースに入れ始めました。
「これ、触っていい?」「可愛い」「ちょっと、押さえたら、黄色いの出てきた」
「匂いもしたよ」「ほんまや、くさいなぁ」「プニプニしている」「やわらかいで」「こうしてつかんだらいいで」「あんまり触ったらあかんで」「幼虫、熱くなるで」と、自分の気づいたことや知っていることを言葉にして表現する姿が見られていました。
その時、幼虫からポロッと緑の物体が出てきました。「うわぁ、何これ?」「これ、ウンチやで」「取ってよ」と、言われた子供がしばらく考えて…セロテープを使ってウンチをくっつけている姿がありました。
小さな昆虫と触れ合うことで、子供たちは、たくさんのことを学んでいます。