和歌山市立西脇幼稚園

「社会生活との関わり」幼児期の終わりまでに育ってほしい姿⑤

「社会生活との関わり」

・幼稚園教育

家族を大切にしようとする気持ちをもつとともに、地域の身近な人と触れ合う中で、人との様々な関わり方に気付き、相手の気持ちを考えて関わり、自分が役に立つ喜びを感じ、地域に親しみを持つようになる。また、幼稚園内が手の様々な環境に関わる中で、遊びや生活に必要な情報を取り入れ、情報に基づき判断したり、情報を伝え合ったり、活用したりするなど、情報を役立てながら活動するようになるとともに、公共の施設を大切に利用したりなどして、社会とのつながりを意識するようになる。

・小学校への接続

小学校生活に於いて、相手の状況や気持ちを考えながら色々な人とかかわることを楽しんだり、関心のあることについての情報に気付いて積極的に取り入れたりする姿につながる。

地域の行事や様々な文化に触れることを楽しんで、興味や関心を深め、地域への親しみや学びの場を広げていくことにつながっていく。

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≪子ども≫

・役に立つことを喜びに感じる

・身近な人と触れ合う経験する

≪教師≫

・地域のもの・こと・人と、触れ合う場を設定する。

「道徳性、規範意識の芽生え」幼児期の終わりまでに育ってほしい姿④

「道徳性・規範意識の芽生え」

・幼稚園教育

友達と様々な体験を重ねる中で、してよいことや悪いことが分かり、自分の行動を振り返ったったり、友達の気持ちに共感したりし、相手の立場に立って行動したりするようになる。また、きまりを守る必要性が分かり、自分の気持ちを調整し、友達と折り合いをつけながら、決まりを作ったり、守ったりするようになる。

・小学校への接続

小学校生活に於いて、初めて出会う人の中で、幼児期の経験を土台にして、相手の気持ちを考えたり、自分の振る舞いを振り返ったりなどしながら、気持ちや行動を自律的に調整し、学校生活を楽しくしていこうとする姿のつながる。

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≪子ども≫

・自分の気持ちを自分でバランスが取れる。

・友達のことに関心を持つ。

・相手の立場に立つことができる。

・決まりの必要がわかり、守ろうとする。・・・「遊びのルールがわかり守る姿」

≪教師≫

・絵本などを通し、やさしさや、他の人の気持ちがわかる取り組み

・してよいこと、悪いこと。一貫性をもった指導。

・自分の気持ち、相手の気持ちを伝え合う場面設定。気持ちを分かち合う場。

「協同性」幼児期の終わりまでに育ってほしい姿③

「協同性」

・幼稚園教育

友達と関わる中で、互いの思いや考えなどを共有し、共通の目的の実現に向けて、考えたり、工夫したり、協力したり、充実感をもってやりとげるようになる。

・小学校への接続

小学校における学級集団生活の中で、目的に向かって自分の力を発揮しながら友達と協力し、様々な意見を交わす中で新しい考えを生み出しながら工夫して取り組んだりするなど、教師や友達と協力して生活したり学び合ったりする姿につながる。

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≪子ども≫

・友達の存在を意識する。一緒にいたら嬉しい関係つくり

・自ら取り組む

・友達の意見を聞く

・協力する

≪教師≫

・友達の存在を意識させる取り組み(名前を呼ぶ)。

・共通の目的を達成する場面設定

・個と集団を意識した、学級経営

・「結果」よりも「過程」を評価する姿

「自立心」幼児期の終わりまでに育ってほしい姿②

「自立心」

・幼稚園教育

身近な環境に主体的に関わり様々な活動を楽しむ中で、しなければならないことを自覚し、自分の力で行うために考えたり、工夫したりしながら、諦めずにやりとげることで達成感を味わい、自信をもって行動するようになる。

・小学校への接続

小学校生活に於いて、自分で出来ることは自分でしようと積極的に取り組む姿や、生活や学習での課題を自分のこととして受け止めて意欲的に取り組む姿、自分なりに考えて意見を言ったり、分からないことや難しいことは、教師や友達に聞きながら粘り強く取り組んだりする姿など、日々の生活を楽しく充実することにつながる。

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≪子ども≫

・自分を表現することを楽しむ。

・自発的な姿

・試行錯誤する粘り強い姿

・身の回りのことを自分でする姿。

≪教師≫

※自立の前に、依存がある。

まずは、すべてのどの子どもも幼稚園に来れば、いつものやさしい教師がいることの大切さ。しっかりと依存できている。その上に立って、依存しつつ、自立する。

一人一人の自立を助ける、支援のあり方。主体者が成長しようとする姿に応援しつつ、懐に飛び込んできたときには、しっかりやさしく受け止めてあげる。子どもは、エネルギーがでてきたら、自分から、自分の可能性を発揮しようとする。行きつ戻りつしながら、自立心が養われていく。

カタツムリに、早く動けと、カラを押しても、動かないでからの中に閉じこもる。動こうとする環境をつくることで、自ら動く。

話し合う場。教師が何事も介入するということでなく、どうするのかを見守ることも大事。支援は、手助けすることだけでなく、見守るということも、大事な支援方法。教師の資質・力量。

・自分の意見を表明する場の保障

・取り組もうとする遊び場の構成

・粘り強く取り組む姿を支える寄り添った支援

・成功感、成就感を味あわせるストーリー保育。

 

「健康な心と体」幼児期の終わりまでに育ってほしい姿①

「健康な心と体」

・幼児教育

園生活の中で、充実感をもって自分のやりたいことに向かって心と体を十分に働かせ、見通しをもって行動し、自ら健康で安全な生活をつくり出すようになる。

・小学校への接続

小学校生活の流れが分かるようになり、次の活動を考えて準備したりするなど、見通しをもって行動したり、安全に気を付けて登下校しようとしたりする姿につながる。

小学校の学習における運動遊びや、休み時間など他の児童と一緒に楽しく過ごすことにつながり、のびのびと行動する力を育んでいく。

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≪子ども≫

・園に着いたら、先生や友達と、明るく元気に挨拶する。

・通園カバンをロッカーに直し、園生活の準備をする。

・トイレに行く。

・外から保育室に戻る時は、手を洗う。うがいをする。

・食後、歯を磨く

・外で元気に遊ぶ

≪教師≫

・発達段階に応じて、一日の流れの見通しを、もたせる工夫をする。(必ず朝の会で)

・子ども理解の上に立ち、子どもがやろうとしていることを伸ばせる、環境構成に心掛ける。

⇒広がる遊び場。遊び場の数。

常時使えるもの(素材・はさみ・テープ等)を、いつもの場所に

・・・子どもが見つけ使える

・「歌」の歌詞を掲示

・・・言語環境(子どもが、ひらがなを見つけ出せる)

・外で遊ぶ時間確保

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