園庭にこいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいます。3歳児もも組さんは「大っきいお魚~」と、手を広げてつかもうとしています。
お父さんこいのぼりのしっぽがつかめそうで、なかなかつかめません。そこへ5歳児ゆり組さんが、長椅子を持ってきてくれました。
「やった~」と、椅子にのぼって手を差し出しますが、まだ届きません。
5歳児は、じゃあ・・・と少し考えて、園庭を見まわします。
2つのコンテナをもってき「これだったらいけるよ」と、3歳児をのせてあげます。
「やった~お魚さん、触れたよ!!」コンテナを持ってきた5歳児ものってみました。
「魚、さわれてよかった」と、3歳児も5歳児もとても嬉しそうでした。
5歳児も3歳児が喜んでいる姿を見て笑顔になっていました。
5歳児になると、どのくらいの高さのものを用意すればいいのか予想し、そして、それが園内のどのこにあるのかを把握しています。そういう力が育っているのは、子供たちが、日ごろから、積極的に園内の環境にかかわっているからだと思います。