和歌山市立西脇幼稚園

9月誕生会(9月20日)

9月の誕生会。

・「動体視力クイズ」を楽しむ子ども達の姿がありました。

先生が、何かの絵をもって、幕から幕に走りぬけました。一瞬のできごとなので、目で見ていても、園長先生には、見えませんでした。でも、子ども達の目はすごいです。その絵が何かをちゃんと当てていました。

※写真で、走り抜ける先生を写すと、園長先生はやっとわかりました。

 

 

 

 

 

・誕生会の後は、とくべつおやつの時間です。

 

5歳クラスの朝の会

・5歳クラスの朝の会

 

 

 

 

 

・4歳クラスの朝の会

 

 

 

 

 

2学期から、5歳児クラスの朝の会の様子が変わりました。

4歳までは、先生の近くに三角座りをして座りますが、5歳の2学期からは、椅子に座って朝の会をします。

西脇幼稚園として、就学までの道筋として、どういうことが大事かと話し合っています。その一つとして、5歳の2学期からは、50%ほどは「椅子に座る生活」をさせようと職員全体で確認しています。

小学校への就学を意識した取り組みです。

足の裏をピタリとくっつけて座る姿勢が、良い座り方と指導しています。

足がしっかりくっついて座れていれば、体全体の動きが少なくなります。落ち着いて、お話を聞くことにつながります。

「聞く」ことができるということが、大変大事なことです。

 

「子どもが主体的に学び始めるとき」

「子どもが主体的に学び始める時とは、驚き・感動・発見があったとき。また、それを聞いてくれる(共有してくれる)他者がいるとき。」と思います。

『今日発見』

私は、「『今日発見』する子は、かしこくなる。親も子も、今日を発見してください」と、いつも力説しています。

今日の見たことや、出来事で、驚き・感動・発見として、捕まえる視点を持つということです。

2歳から3歳の子は、「どうして?」や「~って何」と周り人に聞きます。この子どもの「どうして」や「~って何」を丁寧に、受け止めていくことが、共感する他者がいるということで、聞くくせがつきます。

どんどん、不思議と思ったことを聞くようになります。

これが、かしこくなる道筋。

めんどうだから、ついつい、子どもが聞いてくることを、「もうやめなさい」という反応をしてしまいがちです。

大きくなってから子供に「かしこくなれ」「えらくなれ」「勉強しなさい」と言う親が、その学びのスタートである、子どもから学びたいという「どうして?」と聞いた時に、「(学ぶ事を)やめなさい」と、学びを否定していたことも忘れてしまっています。

今、そうだと共感していただくことができれば、私たちは、いつの段階からでも、今日から、「今日見つけ」は、スタートできます。

心に留まったことを聞いてもらえる親がいたらです。

まず親が「今日見つけ」をしてください。

・初めて雪が降ったね。

・長袖の人が多いね。

・ツバメを初めて見たね。

何でもいいのです。周りの観察力が付きます。見ていても、それを心でとらえているかどうか。「見ていても、見えていない」のでなく、物事をしっかりとらえる力が付きます。さらに、それを説明したり表現する癖が付きます。

私は、『今日見つけ』の良さを強く言っています。

今日、私の63歳誕生日。いつも思っていることで、言いたいことを、今一度、特に幼児期から小学校の子どもを持つ方に「今日見つけ」の情報を発信しておこうとメモしました。

来年の誕生日の記事には、私が推奨している「みかん教育」の予定です。

 

 

保護者絵本の読み聞かせ隊(9月16日)

西脇幼稚園で、10年以上続いているのでしょうか。月2回、各クラスごとに、保護者がお部屋に行って本を読む活動です。

大変有り難いことです。

1つの保護者会のサークル活動です。読んであげようという意思の方を募集し、集まった人たちが、交代で読んでくれています。

子ども達は、静かに、食い入るように、絵本の世界に入っていました。

「聞く力」が育っている様子がありました。

 

(他にも、いろいろなサークルがあればと、私は思っています。子どもだけの幼稚園でなく、保護者も、サークル活動や、ホッとする場を園の中に設ければと思うのです。以前は、平成27年・28年の毎月の幼稚園だよりを見ると「ママ友の会」の活動が書かれています。毎月お茶会をしていたことが分かります。このような雑談をする会もとても大事だと思っています。)

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