「子どもが主体的に学び始める時とは、驚き・感動・発見があったとき。また、それを聞いてくれる(共有してくれる)他者がいるとき。」と思います。
『今日発見』
私は、「『今日発見』する子は、かしこくなる。親も子も、今日を発見してください」と、いつも力説しています。
今日の見たことや、出来事で、驚き・感動・発見として、捕まえる視点を持つということです。
2歳から3歳の子は、「どうして?」や「~って何」と周り人に聞きます。この子どもの「どうして」や「~って何」を丁寧に、受け止めていくことが、共感する他者がいるということで、聞くくせがつきます。
どんどん、不思議と思ったことを聞くようになります。
これが、かしこくなる道筋。
めんどうだから、ついつい、子どもが聞いてくることを、「もうやめなさい」という反応をしてしまいがちです。
大きくなってから子供に「かしこくなれ」「えらくなれ」「勉強しなさい」と言う親が、その学びのスタートである、子どもから学びたいという「どうして?」と聞いた時に、「(学ぶ事を)やめなさい」と、学びを否定していたことも忘れてしまっています。
今、そうだと共感していただくことができれば、私たちは、いつの段階からでも、今日から、「今日見つけ」は、スタートできます。
心に留まったことを聞いてもらえる親がいたらです。
まず親が「今日見つけ」をしてください。
・初めて雪が降ったね。
・長袖の人が多いね。
・ツバメを初めて見たね。
何でもいいのです。周りの観察力が付きます。見ていても、それを心でとらえているかどうか。「見ていても、見えていない」のでなく、物事をしっかりとらえる力が付きます。さらに、それを説明したり表現する癖が付きます。
私は、『今日見つけ』の良さを強く言っています。
今日、私の63歳誕生日。いつも思っていることで、言いたいことを、今一度、特に幼児期から小学校の子どもを持つ方に「今日見つけ」の情報を発信しておこうとメモしました。
来年の誕生日の記事には、私が推奨している「みかん教育」の予定です。