≪8月9日の園の様子≫
「遊び会」があります。
保護者子供合わせて、107名の申込者です。園庭に子ども・保護者の明るい声が響いています。
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竹に節があるから、まっすぐに上にばせます。「節」という機会がとても大事です。
職員全員で、1学期の振り返りをしました。
・各学年からの総括の後、私に回ってきましたので、次のようなことを言いました。
①安全安心の園は、先生たちの不断の取り組みがあるからこそ。大きな怪我等がなく1学期をしめくくれることに感謝。
一番、「ひやりとした怪我」を聞きました。各学年からは「こけて唇をかみ、唇のけが」が2学年、1学年は「特に」ということで、本当に、お医者さんに連れて行く場面もなく、安全に過ごせたのは、見守りのしせいがあったからこそなので、この一番大事なことを2学期もお願いしたい。
②自信を持つ子を育てる。
西脇幼稚園の現職教育の課題を達成するためにも、へこたれないでやれる、自信の持った子を育てることが大事。そのために、教師が子どもにどうかかわるか。どうかかわったかを「取り組みと、変容」を具体的事例で、交流することが大事。
③ストーリー保育
(私の造語であるが)「今一瞬の子どもとのかかわりの、良いストーリー」「40分の課題の、入り口と、出口をイメージしたストーリー」「1日の保育のストーリー」「1年間の保育のストーリー」
人生のストーリーには、喜劇も悲劇もいろいろある。もちろん子どもが主人公の物語である。教師は、どのようなストーリーをつくろうとしているのか。できれば、子どもにとって素敵なストーリーになるように、教師が意図的にストーリーを作ってほしい。
子供との出会いの中で、今、良いストーリーが進行しているか、教師のありかたを自己点検してほしい。子供のストーリーが良いようになるかどうかのカギを握っているのが、教師である。
④意図的教育
教師が意図的に、環境構成をする。そこには、子どもが「選択」する余裕がある。子供が、教師の環境構成の中から、自分が選んだ遊びを広げていく。初めは、教師が意図的に仕掛けた物であったが、子どもが自分で選んだものをすすめることで主体的にとりくむ。教師が意図したことであるが、そこにはすでに、子どもが、さも初めから自分がやりたかったことであるかのように、子ども主体の場面にスイッチしている。
子ども理解の上に立ち、環境構成すれば、教師主導から、子ども手動へスイッチする場面が出てくる。
子どもが生活や遊びの中から、「自ら」発見する学びを大事にしたい。外から知識をつけるのでなく、子どもの中にある物を引き出すことを大事にする。そのために、意図的に環境を構成していきよい刺激をあたえる環境を考える。
「刺激をどうしたら、どう反応したか」⇒「どんなしかけをしたら、どう子どもが動いたか」
これを楽しむのが、教育の醍醐味。
「刺激と反応」をメモし、交流・高め合う教師集団で、二学期もスタートしたい。
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蛇足であるが、
8月9日は、「紀三井寺の千日参り」一回参ると、千回参る功徳がある日。
私自身、見えない、仏さんの見守りを感じています。
今日も家族で、朝お参りしました。
「支援」の姿としては、人間磁石になりたいのです。(「人間磁石」とは、私の造語です。)
直接関わり合うだけではなく、見守る。あるいは、自分たちで乗り越えられるのを待つ等々、子どもとの適切な距離を見極めることが大切です。
1つ1つ、主体者である子供に合わせた対応が必要となります。
子供との距離をどうするのか。うんと寄り添うのか、それとも、距離を話して見守るのか。自分の人間磁力を場面によって変化させる教師の動きが、教師の力量と思います。
3歳で、エプロンの服を切る時、手を貸して、あるいは、手はださないが一緒に。あるいは、トイレの場面でも、先生がトイレの入り口で、声をかけていたり、傍に行ってあげたり、場面ごとに支援を変えています。
支援する教師中心でなく、子ども中心にして、どれだけの支援が適当なのかを考えながら寄り添っています。
磁力がまちがっていたなら、こどものやる気を十分引き出せなかったり、成功体験に結び付けることができなかったりと、教育する場面が残念なことになってしまいます。日々の中にある一つ一つの事ですから、「人間磁石」として、機能している教師と、そうでない教師の学級の姿が違ってきます。
常に教師は、どのような支援がこの子にとって必要なのかを意識して、行動したいと考えます。
家庭でも、適切な「おてつだい」を子供がするような支援ができるのか、それとも、『親がしてしまった方が、効率的だから、させない』のかで、子どもの未来の姿がずいぶん違ってきます。
成長の芽を、子供の発達に応じて、伸ばしていける支援をしたいものです。
≪7月31日の園の様子≫
・9時半に5組が遊びに来ました。
11時過ぎに、1組が帰りましたが、4組の家族は、お弁当を食べ1時前の今も、元気に遊んでいます。
・カラス対策に網・・・「時すでに遅しだが・・・」
あと1つ直径10センチくらいのスイカが1つ残っています。後は、食べられてしまいました。
2年前の私が園長をしていた時は、カラス被害は、なかったので・・・。と言ってもあとの祭。来年は、対策をしたいと思います。
時すでに遅しですが、「網をかぶせ」ました。
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「すごい立派な・・・」「すてきですねえ・・・」
確かに、素敵な卒園アルバムが仕上がっています。
卒園して、半年たちますが、このアルバムを見て、懐かしさがこみあげてくることだと思います。
今の時代は、有り難いことに、メール登録をしてもらっていますから、一斉メールで「アルバムが出来たので取りに来てください」と、お知らせをします。
そして、この業務が終われば、個人情報の観点から、幼稚園では卒園生の「メール削除」をすることにしています。
※全員にメールで知らせていますが、数名の方が取りに来られていません。
とても素敵な物になっています。どうぞ、とりに幼稚園まで来てください。
長期休み(春休み・冬休み・春休み)に、幼稚園と、小学校の連携のための会議の時間を持つようにしています。
随分大事な時間に思います。
幼稚園で当たり前のことでも、小学校では当たり前でないこともあります。価値観の違いもあります。幼稚園と小学校での連携の一歩は、互いに理解することからです。そりためには、実際に話し合う場を持つことが大事です。
保護者の方に宿題を出しています。(西脇幼稚園たより「夏休み号」参照)
保護者の方は、「夏休みの宿題」に取り組んでいるでしょうか。
・・≪保護者の方への宿題≫・・・・
①お手伝いをしてくれたら「ありがとう」と、言う。
②子供があまえてきたときは、抱っこして応じる。そして、なぜあまえているかを考える。
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今年の「西脇幼稚園の【ゆめプラン】の合言葉は
「笑顔いっぱい。花いっぱい。ありがとういっぱい。」です。
家でも、ありがとうをいっぱいにしてほしいのです。
感謝する人が、幸せになれます。
人の親切や、周りの出来事に、感謝できる人が、幸せに生きられます。
「有り難い」というのは、あることが難しいことです。すべて、あたりまえではないのです。
空気があってあたりまえと思っていたら・・・、水かあって当たり前と思っていたら・・・
間違っています。
すべて「有り難い」ことのなかで、私たちは生きています。
あたりまえのように、ひねったらじゃぐちから出てくる清潔な水道水を飲めるのも、本当は当たり前ではないということが、先日の大変な災害からも分かります。
なにせ、「ありがとう」と、自分も、子どもも・・・感謝できる生き方をしたいですね。
※子どもたちは、「家の方と相談し、夏休み、お手伝いをする」ことになっています。お手伝いができたら、頑張り表に、色が濡れます。
子ども達も、「おてつだい」がんばりますので、
保護者の方も・・・「夏休みのしゅくだい」
よろしくお願いします。