和歌山市立西脇幼稚園

子どもの話し合いからのスタート。お店屋さんごっこ

「学校のスタートは、どこからですか」の問いに、小学校からと応える方もありますが、法律的には、幼稚園です。私自身も、小学校での教師の期間が長く、52歳で幼稚園にくるまで幼稚園教育について知りませんでした。

今年は、幼稚園での教育をこのホームページで伝えていきたいものだと思っています。

例えば、1月31日に「おみせやさんごっこ」を子ども達がします。

教師が、すべて段取りをして、子どもがお客さんになって、・・・。ということはしていません。

まず、「おみせやさんごっこ・・への入り口」を大事にしています。

子ども全員が、お店屋さんのイメージの共有をします。お店屋さんへいったお話。すきなお店屋さん。そのような話をクラスでしてから、全員が、1つの部屋に集まり、「自分たちでおみせやさんをして、お母さんたちにきてもらおうとおもうけど、どんなお店屋さんになりたいですか」と、子ども達のやる気と、子ども達のやりたいことを出させます。

それを教師が、黒板を使って整理します。

そして、なりたいお店屋さんのチーム分けをして、お店のかざりや、商品を作り始めます。

単に、教師が決めたことを子どもにさせるというのでなく、「話し合い」ということが、大事だと考えています。子どもの主体的な意欲をだし、積極的にみんなで作り上げようとするやる気を引き出したいからです。

1月31日、参観日でもあり、未就園児の会でひよこ組さんも来てくれます。どのようなお店屋さんごっことなるのか、楽しみです。

平成最後のお正月!あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめて、園長が、生まれて初めて、地域の方の手ほどきを受けて、手作りしました。

地域の方から頂いた、しめ縄を飾りました。

保護者の方はもちろん、地域の方からも、支えられている西脇幼稚園。

本当にありがたいことです。

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子ども達は、西脇幼稚園で、3歳・4歳・5歳と3年間過ごす間に、ずいぶん成長した姿を見せてくれます。

・言葉数が多くなります。

→小学生になるまでに、言葉数が2千語から6千語になると、聞いたこともあります。言葉を獲得する大事な時期なのですよね。

子ども達が友達と遊び関わる中で、言葉で伝え合うことができるようになっていきます。

・絵や工作の表現方法が、ものすごく変化します。

→〇を書いて、おかあさんだとの説明をしている3歳の子ども、それが、5歳になると、人物だと誰が見ても分かる様な表現になります。

・自立に向けて、自分で出来ることが増えます。

→スモックをたたんだり、整理整頓が上手になったり、お手伝いが手際よく出来るようになったり。

・運動能力が向上します。

→3歳の走りと、5歳の走りは様子が違います。5歳の鬼ごっこなどは、なかなかの活動ぶりです。

 

パッとあげても上記のように、3年間の成長と言うのは、すごいものがあります。

子どもにとって幼稚園の生活そのものは、遊びです。

その中で、衣食住にかかわる基本的な生活習慣を身に付けると共に、走る・投げる等の身体を巧みに使った動きも3年間で大きな違いを見せてくれます。このように、この3年間は、体も心も大変な発達を見せる、とても大事な時期です。

それこそ「三つ子の魂」と、言われますが、教師は、子どもの心と体の発達にとって、とても大事な時期を預かっているのだという、自分の仕事に対しての責任感を強く持つ必要があると思っています。

新しい年が始まるにあたり、初心にかえり心引締め、新たなスタートをしたいと思います。

本年もよろしくお願いします。

 

≪西脇幼稚園の活動≫

あたりまえの日々の活動として、西脇幼稚園では次のことをしています。

1.登園後、朝の太陽の光を受けての、全園児での朝の体操

2.朝の会で、今日一日の活動を、発達に応じ絵や文字で、子どもに伝える。

3.給食後、全園児が、雑巾を持ちふきそうじ。5歳は、園のすべての廊下もふきます。

4.帰りの会で、自分や友だちの光ったところのほめ認める発表。

5.週に一度、絵本のお部屋で過ごし、絵本と友達になる。

6.5歳児は、週末に、自分の上靴を洗い干して帰る。

7.一番の自園の特徴は、園に接した大きな畑での野菜作り。

プラス1をつけるなら、・・・

・私(園長)の口癖が『記憶より記録』と、職員に言っているので、私自身はこの「西脇幼稚園ホームページ記事、毎日更新」

→毎朝の職員打ち合わせでは、職員全員が、私からや他の職員からの伝達等、必ずメモを取っています。

たいへん有り難い姿であるし、信頼できる職員ばかりで、仕事ができるのは、本当にありがたいことです。

 

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