幼稚園に接した、広い畑を使わせていただいています。隣り合わせに畑があるというのが本当にありがたいことです。日常的にかかわれる環境にあるからです。
教は、石灰をまいて、耕運機で耕しました。そして、鶏糞を6袋まき、もう一度耕しました。その後、耕運機でうねをつくるところで、ガソリン切れ。また後日と思っていたのですが、放課後に先生方みんなが手伝ってくれて、うねらしきものが出来上がりました。
先生方は「子ども達に、何を作りたいのかを聞いて、いろいろな物を育てたい」と言うことです。どのようなものが育つのでしょうか。楽しみです。
ものを育てるという作業は、とても大事なことに思っています。
・においも違います。・葉っぱの形も違います。・どんどん変化する様子を楽しめます。
そして、自分が育てた物を食べることができます。
子ども達の五感を使った学びがそこにあります。
「畑で作物をつくり食べる」ことを楽しむのは、西脇幼稚園の、大事な特徴です。
午前と午後に、保育室のみんなの様子を見に行くことにしています。4歳のお部屋に入って行くと、製作をしていました。終わった子どもは、自分のスモックをきっちりたたんでいました。「ぴったりたためて上手!」と、声をかけると、何人もの他の子どももロッカーからもう一度スモックを出してきて、上手にたためるところを見せてくれました。毎日の幼稚園生活の中で、「整理整頓」ということの学びをしているのだと思いました。
見てみてといわんばかりに、何人もの子供が、上手にたたむ姿を見せてくれて、ほほえましい姿でした。
3歳の子ども達が、先生と一緒に、電車になってトイレまで来ました。
「バレーシューズ、どこにおいたらいいかな」と、先生が声かけすると、「シューズのお部屋」に子ども達が揃えて置き始めました。先生は「上手!ちゃんと、シューズのお部屋にいれてあげたね」と、成功感を味わう言葉がけをしていました。
①「シューズはここに置きます。」と、②「どこに置いたらいいかな」の①と②は、全く違った声かけです。「疑問形で子どもにたずねる。そして、良い行動ができたことを認める」の方は、子どもが自分で良い方向を見つけ出す声かけです。できれば、「子どもが、自分で問題解決する」声かけをしたいと考えています。「自分で判断して行動する力」の芽を養う教育の場としたいのです。①のように、さきさきに答えをこちらから教える声かけは、出来て当たり前ということになり、自分で問題解決しようとする姿を育てる事につながらないからです。
シューズのお部屋に、自分で考え、きちんとおける3歳さん。すばらしいです。もちろん、きちんとおける具体的なシューズの絵をそこに貼って、その気にさせる環境をつくっている先生の支援がそこにはあります。「頑張ることができる子供の後ろには、それを支える教師の取組がある」と、考えています。
さまざまな支えの中で幼稚園が管理運営されています。
4月13日「保安協会 電気安全調査」の方が、漏電等の点検をしてくださり、良好という結果をくださいました。
安心できます。
職員室から、子ども達の笑顔が見えます。
毎朝の、お庭での「朝の体操」の様子です。
西脇幼稚園では、8時30分~8時55分までに登園して、お部屋に入ります。自分の荷物を片づけてから、みんなで挨拶をし、朝の会をします。その後、9時20分ごろに、みんなが園庭に出てきます。
そして、体操が始まります。朝日を浴びて体を動かすことが、西脇幼稚園での、毎朝のリズムとなっています。この毎日の繰り返しのリズムが安定した子ども達の幼稚園生活となっています。
その後、9時30分ごろから、各クラスの活動に入ります。引き続いて外で遊ぶクラスもあれば、部屋での活動になるクラスもあります。
この日は、月に一度の身体測定になっていましたので、お部屋に移動しました。月に一度体重・身長をはかることも大切な活動です。身体測定の5歳の先生のめあては、「自分の成長に興味がもてるように声をかけていく」です。幼稚園は、意図的教育の場ですから、先生はめあてをもって活動をしています。