12月12日(土)、紀三井寺運動公園で和歌山市中学校駅伝競走大会が開かれました。コロナ禍の中、感染症対策を講じながらの開催です。
本校からも、男女各チームが出場しました。長距離走を専門に練習している生徒がなく、選手募集に応えた1,2年生が中心のチームです。また、11月末の2学期末テストが終わってからの始動となったため、練習期間も短かったのですが、選手に選ばれた生徒も、控えに回った生徒も、よく頑張ってくれました。
結果、男子は18位。 1年生が多いチームでしたが、それぞれ精一杯の走りをみせてくれました。
女子は7位、念願の入賞です! 3区のMMさんは、区間新記録(大会新)の素晴らしい走りでした! 他の選手もしっかりと自分の走りができていました。
「1秒でも速く、仲間にタスキを」と、力を振り絞る中学生の姿に、満ち溢れた一日でした。
11月24日(火)に、生徒総会を行いました。感染症対策として、全員が集まるのではなく、教室へのライブ配信の形式をとりました。この日のために、生徒会役員と学級委員会を中心に立案・準備を進めてきたものです。
生徒会長から「校則の見直し」について7つの提案があり、教員から「見直しを検討する」「今のままのほうがよい」と理由を添えながら回答していきました。
最後に、生徒会長から「今回の校則見直しに至ったのは、私たち生徒が日頃からきちんと規則を守っているという信頼があったからだと思います。規則が新しくなっても、これまでどおり城東中学校の生徒として、正しい行動を続けましょう」と呼びかけがありました。
校長からは「世の中の決まりやマナーは、私たちを守り、生活をより良くするためにあると思います。ですので、社会や生活が変化していけば、それに合わせて見直しをして、改善していくことが必要です。今回の生徒総会は、自分たちの学校の決まりについて自ら考え、行動したという点で、とても素晴らしい取組でした」と、総括がありました。
(見直された校則の内容は、後日、保護者の皆様にお知らせします)
今年度の納税表彰において、国税庁長官から感謝状をいただきました。
本校は、和歌山税務署から租税教育モデル校の委嘱を受け、税の作文や租税教室など租税教育の推進に取り組んでいます。今回の表彰については、卒業生や歴代教員からけ受け継いだ取組を継続し充実させてきたことが、評価されたのだと思います。
中学生は、財政や租税について主に3年生社会科で学びます。税の役割や納税の義務について学ぶとともに、様々な課題を解決し、よりよい社会を実現しようと主体的に取り組む態度を身に付けていきます。
私たちの暮らしや社会を支える税。 本校の目標「自分を大切にし、人を大切にする」ことにも繋がりますね。
11月18日(水)、第2回進路説明会を実施しました。
2学期の大きな行事も終わり、卒業、進路に向けて、中学校生活を仕上げていく時期となりました。
私の頃は、就職して社会に出る仲間も珍しくありませんでしたが、今は、進学する生徒がほとんどです。
進路先によって手続きや選考方法等が異なるので、注意して準備することが必要です。疑問や相談があれば、遠慮なく教員にお伝えください。早い目に対応しておくと安心です。
生徒のみなさんは、まず健康管理に気を付けることが一番です。適切な睡眠・バランスのとれた食事・適度な運動を心がけ、感染症対策も気を抜かずに行いましょう。
次に、残りの時間を考えながら、いつ何があるか、いつまでに何をするかの見通しを持って、一つ一つ確実に勉強や準備を進めていきましょう。そうすれば、あせりや不安に追いかけられることもなくなります。
各自が自分の力を発揮し、笑顔で本校を巣立ってくれることを期待しています。
11月9日(月)、1年生を対象に人権教室を実施しました。
教材は、第32回(平成24年度)全国中学生人権作文コンテストで法務大臣賞を受賞した作品「リスペクト アザース」をもとにドラマ化されたビデオです。主人公の中学生が、他者の気持ちや考え方を比較しながら、「人権」についての理解を深めていった過程を描いています。講師は、元中学校長の野間先生です。
自分たちと同じ中学生の作文がもとになっていることや、学校の目標である「自分を大切にし、人を大切にする」によく通じるテーマであることもあって、とても学習しやすかったと思います。生徒たちは、お互いに意見を出し合いながら、それぞれ自分の考えを深めていました。
今日の訓練にあわせて、校長から生徒に話をしました。
201105 避難行動訓練の話
この機会に、各家庭でも防災について話し合っていただければ幸いです。
11月5日(木)10:00、J-ALERT(Jアラート、全国瞬時警報システム)による地震速報の訓練放送がありました。本校でもこれにあわせて避難行動をとる訓練を行いました。
警報音が聞こえるやいなや、机の下などに入って身体を守る行動をとったり、教室のドアを開けて逃げ道を確保したりしました。体の大きくなった中学生も、すばやく身を縮めて、安全を確保していました。
(以下は、和歌山県教育委員会発行の「わかやまなんでも帳」とリーフレット「11月5日世界津波の日」を参考にしました)
1854年11月5日、安政南海地震による津波が和歌山県をおそいました。紀州広村(現在の和歌山県広川町)の濱口悟陵は、夜になって避難する方向を見失った村人のために、道端に置かれていた稲むら(収穫後の稲わら)に火を投じ、村人を高台に導いて、多くの命を救いました。
この故事は「稲むらの火」として知られており、これにちなんで、11月5日は、2011年に我が国で「津波防災の日」に、2015年に国際連合で「世界津波の日」に定められました。
また、2018年には、『「百世の安堵」~津波と復興の記憶が生きる広川の防災遺産~』が日本遺産に認定されたほか、世界各国の高校生を招いて『「世界津波の日」2018高校生サミット in 和歌山』が開催されました。
広川町には「稲むらの火の館」がありますから、一度訪れてみてください。