2年生を対象に、特別授業「薬の正しい使い方」を行いました。
講師は、本校校医で薬剤師の先生です。薬剤師協会作成のパワーポイントを使いながら、分かりやすくお話してくださいました。
くすりは、「いつ、どれだけ、どのように」使うかがとても大切で、間違った用い方をすると、効き目が弱まったり、副作用や依存症、大変な場合は命の危険もあったりします。だから、薬局で指示されたとおりに、また市販薬の場合は説明書のとおりに、正しく使ってください。飲み忘れたからといってたくさん服用したり、自分の薬を他の人にあげたりとかは、NG。また、くすりを使って自分の体調が変だなと感じたら、早くお医者様や薬局に相談してください、とのこと。
「くすりは正しく使ってこそくすり」であり、「くすりはリスクにもなる」ことを理解しておいてください。そして、まず第一に、薬を使わなくてもいいように健康を保つことが大切。適度な運動、栄養バランスのとれた食事、十分な睡眠を心がけてください、と教えていただきました。先生、ありがとうございました。
本日、卒業式を行いました。卒業生並びにご家族の皆様、おめでとうございます。
今年は、参加者の制限や式次第の精選など感染症拡大防止対策をとりながらの実施となりました。しかし、前年度は式ができなかったことを思えば、無事に開催することができて本当によかったと思います。これも、多くの方々のご理解ご協力のおかげと心から感謝申し上げます。
例年であれば、生徒全員が体育館に入り美しい歌声を響かせてくれるのですが、今年はそうはいきません。1,2年生が事前に収録した歌の映像を式場で映写し、それに合わせて卒業生が口ずさむように声を重ねました。また、1,2年生は、式の様子がライブ配信されるのを教室で視聴しました。
初めての試みも多く上手くいくか心配もありましたが、今年1年取り組んだ「ピンチをチャンスに変える」精神で、生徒とともに素晴らしい卒業式を創ることができました。在校生の送辞、卒業生の答辞も感動的でした。みんな、ありがとう!
卒業生のみなさん、この1年本当によく頑張ってくれました。これからも「自分を大切に、人を大切に」して、さらに飛躍していってください。
保護者をはじめご家族の皆様、関係各方面の皆様、これまで頂戴しました、ご理解ご協力、ご支援ご厚情、誠にありがとうございました。
1年生と3年生を対象に、情報モラル教室を行いました。(2年生には12月に実施済みです)
前回同様に、和歌山県青少年・男女共同参画課にお願いして、講師を派遣していただきました。
児童ポルノ、性被害、誹謗中傷など、SNSを通して未成年が被害にあう数は年々増加しているとのことで、県内でも事件が発生しているそうです。また、自撮りの写真や映像が思いがけないところで本人の不利益となることも、実例をあげて話してくださいました。
SNSの相手は本当は誰なのか分からない。優しい言葉をかけたり共感するふりを装ったりしながら悪意を持って近づいてくる者もいる。悩みや相談は、家族や先生など身近な大人に相談すること。それも難しい時は、県の相談窓口にLINEすれば、どうすればよいかアドバイスしてくれることなどを教えてくださいました。
本校の姉妹校であるカナダ国リッチモンド市のスティーブストン・ロンドン・セカンダリー・スクールとオンラインで交流しました。
昭和55年(1980年)から隔年相互に親善訪問を行い、学校訪問やホームスティをしていますが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため実施できませんでした。
そこで、何かできることはないかと、今回のオンライン交流を試みました。
学校紹介やクイズ、質問などを通して約1時間、楽しく和やかに交流することができました。いろいろと準備に試行錯誤しながらも、本番はとてもうまくいったと思います。
参加者の皆様、準備を進めてくださった皆様、ご支援ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
3年生を対象に、薬物乱用防止教室を開催しました。講師は、市少年センターの先生です。タバコ、覚せい剤、シンナー、危険ドラッグなどの危険性について、次のようなことを教えていただきました。
・自分の健康に多大な悪影響を及ぼす
・家族、友人・知人、社会を巻き込んでしまう
・依存性があり、止めたくても止められない
・友人や知人から進められて始めるケースが多い
・お菓子やアロマなどに形を変えているものもある
・SNS上の情報にはウソがいっぱい
・ちょっとくらいなら大丈夫、という考えはダメ
・断る勇気を持とう
・医薬品も指示どおり適切に服用しなければ薬物と一緒
・困ったときは相談しよう
人間には、新しいものや面白そうなものに興味をもつところがありますが、
また、その一方で、危険なもの、危なそうなものを避けるところもあると思います。
薬物は、健康だけでなく正常な判断も私たちから奪ってしまいます。
「薬物乱用は危険!」、そのことを学びました。
令和3年度入学予定生徒の保護者を対象に、入学説明会を開催します。
○日時 令和3年2月3日(水)13:30~14:30 (受付13:00から)
○場所 城東中学校体育館
○その他
・検温・健康観察をすませ、発熱や体調がすぐれない場合は、参加をお控えください。
・欠席の場合は、小学校を通じて「入学案内」の冊子をお渡しします。
・マスク着用、手指衛生をお願いします。
・温かい服装でお越しください。
・上履きは不要です。
・本校には駐車場がありません。お車の場合は、周辺のコインパーキングをご利用ください。
・バイク・自転車の場合は、校内体育館北側に駐輪してください。
・和歌山市に、特別・大雨・暴風警報が発表されている場合、説明会は中止します。
・学用品や制服等は、説明会が終わるまで購入しないようにしてください。
・連絡先 城東中学校 073-424-4408
新年おめでとうございます。
旧年中は、様々な面でご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございました。
今日から3学期が始まります。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
3学期始業式で話した内容を掲載しますので、参考にしていただければ幸いです。
また、始業式では、生徒会旧役員退任のあいさつ、新役員就任のあいさつがありました。これまで全校生徒の先頭に立って頑張ってくれた旧役員の皆さん、ありがとうございました。これからは新役員を中心にみんなで力を合わせて、より良い城東中学校を創造していってください。よろしくお願いします。
『3学期始業式校長の話』
みなさん、新年おめでとうございます。令和3年、2021年が始まりましたね。冬休みはどうでしたか。リフレッシュできましたか。
私は、例年になく、ゆったりとした休みを過ごすことができました。普段あまり見ないテレビも結構見ました。久しぶりにお笑い番組も見て、大笑いしました。よかったです。
今年の目標は、「健康を保つ」にしました。私も60歳になり、3月末で退職です。4月からは生活のリズムが変わると思いますので、心と体と頭の元気を保ちたいと思ってこの目標にしました。具体的には、読書、運動、語学の勉強などを計画しています。
さて、「目標を持ち、計画を立て、実行する」と簡単に言ってしまいますが、なかなか難しいことです。
自分の課題や、やりたいことを見出す力、その解決や達成のために何をどのようにすればよいか考える力、そして、工夫や調整をしながら続けていく力が必要となるのですから、難しいのは当然です。うまくいかない場合の方が多いかもしれません。
私自身を振り返ってみると、小学生のころは夏休みや冬休みの前に先生が示してくださるモデルを真似て計画を立てていました。中学生になってからは、自分に合った目標や計画を意識するようになり、計画どおり実行できないときは、その理由を考え、次の時に工夫していたと思います。その後、高校、大学、社会人と、今に至るまで何度も何度も「目標、計画、実行」にチャレンジしてきましたし、チャレンジすること自体が楽しいと思います。
ですので、みなさんも何か今年の目標を持ち、その達成に向け自分自身にチャレンジしてください。
城東中学校の目標は、今年も「自分を大切に、人を大切にする」「ことばのオアシスを広げよう」です。引き続き心がけていきましょう。
今学期は、3年生にとって中学校生活まとめのとき、そして、新たな進路に向かうときです。1,2年生にとっては、各学年のまとめのとき、新しい学年への力を蓄えるときです。3学期は短いですから、一日一日を大切に、今この瞬間にやっていること、やるべきことを、きちんとやっていきましょう。慈しむように精一杯やっていきましょう。今この瞬間の積み重ねが、次のあなたを創っていくのですから。
そして、「自分が今やっていることはこれで良い」と確認するためにも、目標や計画が必要です。目標や計画は、自分自身の道標です。自分が進んでいる道はこれで良いと思えたら、元気や勇気が湧いてきますよ。
これからしばらく寒い日が続きそうです。県内でも新型コロナウイルス感染者数が増えています。感染症対策を怠らず、健康管理にも十分に注意していきましょう。それではこれで3学期始業式の話を終わります。
12月24日(木)、2学期終業式を行いました。今年は、オンラインで各教室に配信する形式で、表彰伝達、校長の話、諸注意などを行いました。
新型コロナウイルス感染症のため、学校行事など例年どおりに実施できないものもありましたが、生徒の頑張りと共に保護者の皆様のご理解ご協力のおかげで、今学期を無事に終了することができました。ありがとうございました。
終業式での校長の話を掲載しますので、ご家庭でも参考にしていただければうれしいです。
【2学期終業式 校長の話】
今日で2学期が終了です。夏の暑さの中始まった今学期、実りの秋を過ごし、そして、冬の寒さ厳しい今日まで、みんな本当によく頑張りました。
今年は、新型コロナウイルス感染症のため、体育大会、文化発表会、校外学習、修学旅行などの行事や部活動ができるかどうかと心配もありましたが、いろんな工夫をしながら、みんなよく頑張ってくれました。やりきった後の爽やかな笑顔をたくさん見ることができて、私もとても嬉しかったです。もちろん、授業や勉強にもしっかり取り組みましたね。生徒会もいろいろな活動をして盛り上げてくれました。
また、「おはようございます、ありがとうございます、失礼します、すみません」の、ことばのオアシスも広がっているように思います。コロナが広がっては困りますが、オアシスはこれからもどんどん広げていきましょう。
さて、8月の始業式では、「この長い2学期、いろんなことがあるだろうけれど、目の前の一つ一つのことを、きちんきちんとやっていこう」と話しました。私自身もいろいろな仕事があったのですが、一つ一つクリアして、気が付けば今日に至っているという感じです。みなさんは、どうでしたか? 自分自身の達成度、満足度はどうですか? 今日は、この2学期4か月間を、自分なりに振り返っておくことが大切です。そして、冬休みの間に心と体をリフレッシュさせ、次のプランや計画を立て、新しい年を迎えるようにしたいものです。
それとともに、今年は、感染症対策をお願いします。ニュースを見ていても、感染症拡大の状況はとても心配です。特に、高齢の方を中心に、亡くなる人が増えていること。保健所の方や、お医者様、看護師の方などの負担が大きく、大変な状況になっていること。世界では、感染力を強めた変異したウイルスが感染を広げていること。こういったことを考えると、みんなで力を合わせて感染拡大を押さえていかないと、私たちの生活や社会が大変なことになってしまいます。
では、どうすればよいのでしょうか。手洗いや消毒、マスクの着用、3密を避けるなどの感染症対策をきちんとする。家庭内で感染するケースが増えているので、家の中でも気を付ける。十分な睡眠・バランスのとれた食事・適度な運動を心がけた生活をして健康を保つ。必要のない外出を控え、静かな年末・年始を過ごす。このような当たり前のことがとても有効だと思います。
まず、自分が感染しないように気をつけましょう。そして、自分も感染しているかもしれないと思って人と接するようにしましょう。それが、自分自身を、大切な人を、社会全体を守ることに繋がります。まさに「自分を大切に、人を大切に」です。よろしくお願いします。
コロナの話が多くなりましたが、事件や事故に遭わないようにも気を付けてください。3年生は、高校入試が気がかりだと思いますが、落ち着いて勉強や準備を進めてください。
それでは、みなさん、1月6日の3学期始業式に、元気に会いましょう。 よいお年を。
12月21日(月)、SNSの危険性について知ってもらうため、2年生を対象に情報モラル教室を行いました。
和歌山県青少年・男女共同参画課にお願いして、講師を派遣していただきました。
2020年3月の警察庁の発表では、「昨年1年間にSNSを通じて事件に巻き込まれた18歳未満の子どもは2082人で、前年を271人(15・0%)上回って過去最多。中学生の被害が大幅に増えた。被害者が使ったSNSは約4割がツイッターで、インスタグラムも急増した」
「被害者は高校生1044人、中学生847人、小学生72人で、中高生が全体の9割を占めている。中学生は前年よりも223人(35・7%)多く、近年で最も増加率が際立つ。スマホが中学生に普及しつつあることが背景にある」
「罪種別では、淫行などの青少年保護育成条例違反844人、裸の写真の撮影などの児童ポルノ671人、児童買春428人、強制性交等49人、略取誘拐46人、児童福祉法違反28人、強制わいせつ15人の順で多かった」とのことです。
しかし、講師先生によれば「これは被害届が出され警察が事件として扱った数なので、実際にはもっともっと多くの被害が出ているはず。和歌山県内でも被害が出ており、都会の出来事と思わないように」とのことです。
中学生にも身近な実例をあげながら、
「SNSは良い点もたくさんあるが、悪用する者もいること」
「SNSの相手ではなく、家族や先生など顔の見える身近な大人に相談すること」
「県の相談窓口にLINEすれば、どうすればよいか教えてくれること」などを話してくださいました。
12月14日(月)、2年生が箏の演奏体験をしました。
講師は、和歌山を中心に活動されている「箏&尺八デュオ ゆるりら」の川端先生(尺八)と久保利先生(箏)、他メンバーの方々、計6人です。
はじめに、先生方の演奏を聞かせていただきました。教科書でも習う筝の名曲から、クリスマスメドレーや最近の流行曲まで、様々な曲を演奏できることが分かりました。また、それぞれの楽器の説明や歴史についても教えていただきました。
次は、演奏体験です。グループに分かれて「さくら」を演奏させていただきました。座り方、爪のはめ方、手の置き方、弦のはじき方…など、分かりやすく教えていただき、「さくら さくら やよいの そらは」と、できるようになりました。
最後に、代表生徒10人で演奏しました。体育館にきれいな音色が響いて、とても素敵なひとときが生まれました。
「ゆるりら」のみなさん、ありがとうございました