和歌山市立西脇幼稚園

夏休み・・・話は「文章で・・・」

子ども達が、生活や遊びを通して、主体的に人やものにかかわることで、学びの芽を育んでいく時期。

知識を一方的に教えたりしても、自分の生活とかけ離れていることであるならば、それが学びの意欲につながらないようです。自分の興味・関心に基づいた、直接的・具体的な体験を通して、ものごとに自分から関わっていこうとする意欲が養われる時期。

「でも、小学校に行くのに、数の事や時計の事が分かっていたほうが・・・。」の声!

私も同感です。

 

子供が興味の芽をのぞかせた時が、その子の学びを伸ばすチャンス!

A子は、時計の時間に興味をもちました。「もうすぐ12時だから、お昼御飯だね」「6時だから、~」と、いつも時間を付け足しながらA子に言うと、時間のことが理解できるようになってきます。

数に興味を持つように「3つトマト食べようか」「2枚お皿とってね」と、数字を入れながらお話することも、大事です。

 

とすれば、「はやく」「ダメ」「こら」だけでは、学びの芽も育たなければ、豊かな心は育ちませんね。

「単語」で話をするのでなく、「文」で話をすることが、大事ということも分かります。

 

夏休みは、子どもに「文章で」話をしてあげてください。

子供が何に興味を持っているのだろう。

どんなことでもいいので、じっくりとそのことに集中して取り組む時間を親子でもつことができればいいですね。

そして、数や時間をその話の中に織り交ぜて、お話してあげてほしいと思います。

笑顔で、子どもの顔を見て・・・。

 

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