和歌山市立 三田小学校

スマホ利用の家庭でのルール(その2)

前回、スマホ利用の家庭でのルールについて書いた続編です。
保護者からの「ルールとして特に押さえておくことは何ですか?」の問いに対して参考にしていただくために、内閣府の「令和元年度 青少年のインターネット利用環境実態調査(速報値)」の一部を紹介します。

家庭でルールを定めている家庭で、そのルールの内容を調査しています。
●家庭のルール内容
 「利用する時間」が87.6%、
 「利用する場所」が44.9%、
 「利用するサイトやアプリの内容」が33.7%、
 「困ったときにはすぐに保護者に相談する」が32.3%、
 「ゲームやアプリの利用料金の上限や課金の利用方法」が18.4%、
 「メールやメッセージを送る相手」が14.5%、
 「利用者情報が漏れないようにしている」が10.2%となっています。
利用する時間について、ほとんどが押さえています。

先の調査では、利用時間についても調査しています。
子供のインターネットの利用時間(平日の平均)
 「1 時間未満」が38.8%、
 「1時間以上2時間未満」が26.9%、
 「2時間以上3時間未満」が16.3%、
 「3時間以上4時間未満」が8.8%、
 「4時間以上5時間未満」が3.9%、
 「5時間以上」が2.3%となっています。
「2時間以上」インターネットを使っている子供は31.3%であり、平均時間は84.9 分です。
これは学年・年齢によることも多いので、参考にして設定してください。

押さえておくのは、どのような利用の仕方をしているか把握することです。
先の調査では、利用内容についても調査しています。
子供のインターネットの利用内容
 「動画視聴」が89.2%、
 「ゲーム」が59.0%、
 「勉強・学習・知育アプリやサービス(言葉、数遊びなど)」が33.2%、
 「音楽視聴」が20.7%、
 「コミュニケーション(メール、メッセンジャー、ソーシャルメディアなど)」が16.9%、
 「情報検索」が11.7%となっています。
何のために使用したいのか、何を利用しようとしているかその内容を把握することです。

お子さんとよく話し合って、ルールを定めてください。

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