和歌山市立 三田小学校

【6年】見守り隊の方々から学ぶ

6年生は、毎朝見守りをしてくださっている方々にお話を伺いました。

交通事故から子供達を守るため、ボランティアとして毎朝見守ってくださっています。
お話を伺う中で、あいさつの大切さも学びました。

お話を伺って、調べて分かったことなどをまとめてポスターを作成しました。
一部を紹介します。

 

スマホ利用の家庭でのルール(その3)

前々回、前回の続編です。

保護者から「子供が制限を外してとうるさく言うのですが、外して大丈夫ですか?」の質問がありました。回答は「もちろん、外さない方がよいと私は思っています。」です。私が判断することではありませんので、参考にしていただきたいと思います。
加えて、「フィルタリングを少し弱めてもよいですか?」の質問もありました。「年齢に応じたフィルタリングは必要だと思います。もっと強くしてもいいくらいに思っています。」とお伝えしました。

参考までに、内閣府の「令和元年度 青少年のインターネット利用環境実態調査(速報値)」によると、

●スマートフォンでのフィルタリングの導入状況
 「子供の年齢に合ったレベルのフィルタリング」が69.2%、
 「小学生・中学生・高校生というレベルのないフィルタリング」が19.2%、
 「子供の年齢よりも制限が弱いレベルのフィルタリング」が4.8%、
 「子供の年齢よりも制限が強いレベルのフィルタリング」が2.9%となっています。

因みに、フィルタリングは 、保護者の目の届かないところで青少年がインターネットを利用する際に、出会い系サイトやアダルトサイトなど、青少年に不適切な情報の閲覧や利用を制限することができるツールです。
利用している回線事業者に申し込んだり、店頭で利用する機器にインストール・設定してもらったり、ご自身でインストール・設定したりすることで、利用することができます。(機器本体の機能を使用した「機能制限」として提供されている場合もあります。)
子供の健全な利用のためにも、フィルタリングはかけてくださるようお願いします。

スマホ利用の家庭でのルール(その2)

前回、スマホ利用の家庭でのルールについて書いた続編です。
保護者からの「ルールとして特に押さえておくことは何ですか?」の問いに対して参考にしていただくために、内閣府の「令和元年度 青少年のインターネット利用環境実態調査(速報値)」の一部を紹介します。

家庭でルールを定めている家庭で、そのルールの内容を調査しています。
●家庭のルール内容
 「利用する時間」が87.6%、
 「利用する場所」が44.9%、
 「利用するサイトやアプリの内容」が33.7%、
 「困ったときにはすぐに保護者に相談する」が32.3%、
 「ゲームやアプリの利用料金の上限や課金の利用方法」が18.4%、
 「メールやメッセージを送る相手」が14.5%、
 「利用者情報が漏れないようにしている」が10.2%となっています。
利用する時間について、ほとんどが押さえています。

先の調査では、利用時間についても調査しています。
子供のインターネットの利用時間(平日の平均)
 「1 時間未満」が38.8%、
 「1時間以上2時間未満」が26.9%、
 「2時間以上3時間未満」が16.3%、
 「3時間以上4時間未満」が8.8%、
 「4時間以上5時間未満」が3.9%、
 「5時間以上」が2.3%となっています。
「2時間以上」インターネットを使っている子供は31.3%であり、平均時間は84.9 分です。
これは学年・年齢によることも多いので、参考にして設定してください。

押さえておくのは、どのような利用の仕方をしているか把握することです。
先の調査では、利用内容についても調査しています。
子供のインターネットの利用内容
 「動画視聴」が89.2%、
 「ゲーム」が59.0%、
 「勉強・学習・知育アプリやサービス(言葉、数遊びなど)」が33.2%、
 「音楽視聴」が20.7%、
 「コミュニケーション(メール、メッセンジャー、ソーシャルメディアなど)」が16.9%、
 「情報検索」が11.7%となっています。
何のために使用したいのか、何を利用しようとしているかその内容を把握することです。

お子さんとよく話し合って、ルールを定めてください。

スマホ利用の家庭でのルール(その1)

子供達の中には、スマートフォン(スマホ)やタブレット、ゲーム機などでインターネットに時間を費やしている子がいます。
SNSやゲームに関係するトラブルも多く見られます。子供が見るべきでない動画を見たことによるトラブルも耳にします。
スマホを安易に買い与えるべきでないと考えます。家庭でのルールや子供の年齢に応じたフィルタリングは必要です。

因みに、内閣府の「令和元年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、スマホを利用している小学生がいる家庭の77.7%が、スマホ利用の家庭でのルールを定めているそうです。特に定めていないご家庭は、これを機にぜひご検討ください。

家庭でのルールの参考にしていただくために、有名な話であるので既にご存じの方も多いかと思いますが「スマホ18の約束」を紹介します。

「スマホ18の約束」は、アメリカのあるお母さんが、13歳の息子にスマホを与えてもいいか悩んだ末に作った息子との間の契約書のことです。その内容が、本当に心から息子を愛し世の中に対処させるために考え抜いたと思われるもので、読む人すべての共感を得たと言われているものです。(原文を日本語訳にしたもので、訳された方によって表現は微妙に違いますのでご了承ください。)

スマホ18の約束(日本語訳)
1.このスマホは私が買いました。あなたに貸しているものです。

2.パスワードは必ず私に教えること。

3.これは『電話』です。鳴ったら出ること。私やお父さんからの電話には必ず出ること。

4.学校のある日は午後7時半に、週末は午後9時に私に返却すること。次の朝までOFFにします。友人の親が直接出る家の固定電話に電話することができないような相手とは、メールも電話もしないこと。自分の直感を信じて、他の家族も尊重すること。

5.学校に持って行ってはいけません。メールをする友人とは直接話をすること。メールより顔を見て声を聞くこと。持って行くことが許された時はルールに従うこと。

6.壊してしまったら、修理費用はあなたの負担です。お手伝いをしたり、お年玉やお小遣いでやりくりしてください。アクシデントはいつおこるか分からないから準備しておくこと。

7.このスマホを使って嘘をついたり、人をバカにしたり、傷つけたりするようなネットの会話に参加しないこと。

8.人に面と向かって言えないことは、 SNS やメールでしないこと。

9.友達の親の前で言えないことは、 SNS やメールでしないこと。

10.ポルノ禁止。私と一緒に楽しめる情報を共有しましょう。何か分からないことは私やお父さんに尋ねてください。

11.公共の場ではマナーモードか電源 OFFに。ルールを守ること。

12.大事な部分や恥ずかしいポーズの写真を友人やネット上の知らない人とやり取りしないこと。一度ネットに載せた写真は消えません。巨大なネットの力から自分を守りましょう。人生を台無しにしないために・・・。

13.写真や動画すべてを記録する必要はありません。リアルタイムに心と五感で感じることを大切にしてください。その記憶のほうが『素晴らしい』のです。

14.スマホを持たない日や時間をつくりましょう。そのことに不安を持たないこと。スマホに依存し、振り回されない堂々とした生き方をするために大切なことです。

15.良い音楽をダウンロードして聴いてください。せっかくの高機能なのだから 活用し視野を広げてください。

16.ときどき、昔ながらのゲーム、ワードゲーム、パズル、知能ゲーム等で遊びましょう。

17.あなたの周りの世界を見ましょう。人と話し笑いましょう。なんでも『ネット検索』しないで自分で考えましょう。

18.私との約束を守れなかった時は、このスマホをあなたから没収します。そして一度、話し合いやり直しましょう。あなたと私はチームメイトです。何かを学びながら一緒に考えて歩みましょう。『いつもそばにいるからね』

一度、お子さんに相応しい使い方、家庭のルールをお子さんと一緒に考えてみませんか。

(再確認)みんなのやくそく

「みんなのやくそく」を守って学校生活をおくりましょう。


みんなのやくそく

[登下校について]
 ○ 必ず、通学路を通る。
  ・ 登下校は決められた道を通って、事故のないように。
  ・ できるだけ一人にならないように。
  ・ 用水路に水が増えているときは、注意するように。
 ○ 名札をつける。
 ○ 自分の持ち物に名前を書く。
 ○ 7時50分から8時10分の登校タイムに登校する。(1日のスタートは余裕をもって)
 ○ 登校後は学校の外へ出ていかない。(忘れ物を取りに帰ることは原則として禁止)
 ○ 不必要なお金や物は、学校に持ってこない。
 ○ 下校時刻を守る。
 ○ 防犯ブザーや防犯ホイッスルは、正しく使う。
 ○ 不審者においかけられたときなど、「きしゅう君の家」に助けを求める。

[校内について]
 ○ 大きな声で気持ちの良いあいさつをする。
 ○ ろうか、階段は右側を歩く。
 ○ 外で遊ぶときは、下靴にはきかえて運動場で遊ぶ。
 ○ 校門付近や給食室の周りで遊ばない。(渡りろうかよりも運動場側で遊ぶ)
 ○ 人工芝では、靴をぬいですごす。
 ○ なかよしルームでは、本を読んだり、絵を描いたりして静かに過ごす。
 ○ トイレの使い方には注意する。トイレのスリッパをきちんと並べる。
 ○ なわとびは運動場でする。
 ○ ボールはけらない。
 ○ 体操服に着替えるときは下着のシャツも脱ぐ。タイツ・レギンスは靴下に履き替える。
 ○ トランプ、ウノ等は雨の日のみ。

[放課後の遊びについて]
 ○ 友達どうしのお金の貸し借りやおごりあいはしない。
 ○ 危険な遊びはしない。  (火遊び、自転車の二人乗りや危険な乗り方、人通りの少ないところでの遊び等)
 ○ 危険な場所へ子どもたちどうしで遊びに行かない。
 ○ 駐車場(マンション等)での遊びや道路でのボール遊びはしない。

[その他]
 ○ 映画館、繁華街、ボウリング場、ゲームセンター、カラオケ、スーパー等は子どもだけでは行かない。
 ○ 習い事、通院、家の用事等は家の人ときちんと相談し、安全に気をつける。
 ○ ポケットに手を入れて歩かない。フードをかぶらない。

[みんなのやくそく~冬バージョン~]
 ○ 手袋・マフラー・ネックウォーマー・ぼうしなどの防寒具は登下校だけ着用する。(休憩時間も使用しない)
 ○ 携帯カイロを使う場合は服の中に入れたままにし、外には出さない。ひざかけは原則禁止。
 ○ 防寒用の上着は基本的に登下校のみで、室内では着用しない。
 ○ 体育の時間
  ・基本は、下着のシャツも脱ぎ、体操服に着替える。タイツやレギンスは靴下に履き替える。
  ・長袖・長ズボンの体操服を持ってきてもよい。
  ・上着は体が温まるまで着用してもよいが、前のファスナーを閉める。


 

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