「支援」の姿としては、人間磁石になりたいのです。(「人間磁石」とは、私の造語です。)
直接関わり合うだけではなく、見守る。あるいは、自分たちで乗り越えられるのを待つ等々、子どもとの適切な距離を見極めることが大切です。
1つ1つ、主体者である子供に合わせた対応が必要となります。
子供との距離をどうするのか。うんと寄り添うのか、それとも、距離を話して見守るのか。自分の人間磁力を場面によって変化させる教師の動きが、教師の力量と思います。
3歳で、エプロンの服を切る時、手を貸して、あるいは、手はださないが一緒に。あるいは、トイレの場面でも、先生がトイレの入り口で、声をかけていたり、傍に行ってあげたり、場面ごとに支援を変えています。
支援する教師中心でなく、子ども中心にして、どれだけの支援が適当なのかを考えながら寄り添っています。
磁力がまちがっていたなら、こどものやる気を十分引き出せなかったり、成功体験に結び付けることができなかったりと、教育する場面が残念なことになってしまいます。日々の中にある一つ一つの事ですから、「人間磁石」として、機能している教師と、そうでない教師の学級の姿が違ってきます。
常に教師は、どのような支援がこの子にとって必要なのかを意識して、行動したいと考えます。
家庭でも、適切な「おてつだい」を子供がするような支援ができるのか、それとも、『親がしてしまった方が、効率的だから、させない』のかで、子どもの未来の姿がずいぶん違ってきます。
成長の芽を、子供の発達に応じて、伸ばしていける支援をしたいものです。
≪7月31日の園の様子≫
・9時半に5組が遊びに来ました。
11時過ぎに、1組が帰りましたが、4組の家族は、お弁当を食べ1時前の今も、元気に遊んでいます。

・カラス対策に網・・・「時すでに遅しだが・・・」
あと1つ直径10センチくらいのスイカが1つ残っています。後は、食べられてしまいました。
2年前の私が園長をしていた時は、カラス被害は、なかったので・・・。と言ってもあとの祭。来年は、対策をしたいと思います。
時すでに遅しですが、「網をかぶせ」ました。

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「すごい立派な・・・」「すてきですねえ・・・」
確かに、素敵な卒園アルバムが仕上がっています。

卒園して、半年たちますが、このアルバムを見て、懐かしさがこみあげてくることだと思います。
今の時代は、有り難いことに、メール登録をしてもらっていますから、一斉メールで「アルバムが出来たので取りに来てください」と、お知らせをします。
そして、この業務が終われば、個人情報の観点から、幼稚園では卒園生の「メール削除」をすることにしています。
※全員にメールで知らせていますが、数名の方が取りに来られていません。
とても素敵な物になっています。どうぞ、とりに幼稚園まで来てください。
長期休み(春休み・冬休み・春休み)に、幼稚園と、小学校の連携のための会議の時間を持つようにしています。
随分大事な時間に思います。

幼稚園で当たり前のことでも、小学校では当たり前でないこともあります。価値観の違いもあります。幼稚園と小学校での連携の一歩は、互いに理解することからです。そりためには、実際に話し合う場を持つことが大事です。
保護者の方に宿題を出しています。(西脇幼稚園たより「夏休み号」参照)
保護者の方は、「夏休みの宿題」に取り組んでいるでしょうか。
・・≪保護者の方への宿題≫・・・・
①お手伝いをしてくれたら「ありがとう」と、言う。
②子供があまえてきたときは、抱っこして応じる。そして、なぜあまえているかを考える。
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今年の「西脇幼稚園の【ゆめプラン】の合言葉は
「笑顔いっぱい。花いっぱい。ありがとういっぱい。」です。
家でも、ありがとうをいっぱいにしてほしいのです。
感謝する人が、幸せになれます。
人の親切や、周りの出来事に、感謝できる人が、幸せに生きられます。
「有り難い」というのは、あることが難しいことです。すべて、あたりまえではないのです。
空気があってあたりまえと思っていたら・・・、水かあって当たり前と思っていたら・・・
間違っています。
すべて「有り難い」ことのなかで、私たちは生きています。
あたりまえのように、ひねったらじゃぐちから出てくる清潔な水道水を飲めるのも、本当は当たり前ではないということが、先日の大変な災害からも分かります。
なにせ、「ありがとう」と、自分も、子どもも・・・感謝できる生き方をしたいですね。
※子どもたちは、「家の方と相談し、夏休み、お手伝いをする」ことになっています。お手伝いができたら、頑張り表に、色が濡れます。
子ども達も、「おてつだい」がんばりますので、
保護者の方も・・・「夏休みのしゅくだい」
よろしくお願いします。