1月23日(火)
5年生は、ゲストティーチャーをお招きして、昼食をコンビニで購入した際の栄養バランスについて教えていただきました。自分の選んだ食事を各自レーダーチャートで分析し、栄養バランスが十分であるかどうか学習しました。
また、講師の先生から食事をとるときに大切なことを3つ教えていただきました。
『①五目のおかずを食べる。②野菜は生より煮て食べる。③いろんな色・いろんな味のものを食べる。』です。
「まごわやさしい」【まめ・ごま・わかめ・やさい・さかな・しいたけ・いも】の言葉も頭にしっかり入りました。
これから自分で食事を購入する際、教えていただいたことを生かせることを願っています。

12月20日(水)、和歌山市立少年センターより西嶋先生をお招きし、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)トラブル防止の出前授業を行っていただきました。
今まで、家庭の中でインターネットに触れたことがある人はどれぐらいいますか?という問いに対して、子どもたちのほとんどが、調べ物や娯楽のためにインターネットを活用したことがあるとのことでした。
時代とともに、科学技術も発展し、パソコンやスマートフォン、タブレットなど誰もが手軽にインターネットを利用する機会が増えてきました。中でも、家族で共有するのではない、自由に使えてしまう個人のスマートフォンを、子どもたちが手にする前に、ぜひSNSによって引き起こされるトラブルについて知って欲しいと思い、4年生での出前授業を西嶋先生にお願いしました。
子どもたちに、事前にアンケートをとってみると、自分用のスマートフォンを持っている児童もチラホラいましたが、知らない人や会ったことがない人とメールやLINEなどのやりとりをしたことがある児童はいませんでした。
しかし、スマートフォンの中にあるゲームや、携帯ゲーム機、据え置きゲーム機を使って、インターネットに接続し、フレンド登録で友だちになったり、一緒にゲームをプレイしたりするという児童は、かなりの人数がいたように思います。
そういった子どもたちの現状を踏まえ、西嶋先生には、実際に起こったトラブルを例に挙げてもらいながら、お話していただきました。
スマートフォン依存症についてや、友だち間でのLINEのトラブル、またtwitterにのせた悪ふざけでは済まされない写真が世界中に拡散され、人生を台無しにした例など様々なことを話していただきました。
子どもたちは、西嶋先生の話を真剣に聞き入っていました。授業を終えての子どもたちの感想には、
「事件が起きてからだと意味がないので、今知ってよかったです。もし知らなくて、加害者になったり、被害者になったりしたらだめだから。」
「帰ったら、家の人にも教えたい。もし、スマホを自分も買うことになったときは、今日教えてもらったことに気をつける。」といったものがありました。
気を付けているつもりでも、いつの間にかトラブルに巻き込まれている可能性があるのがSNSです。ご家庭でも是非、SNSについて、スマホ、タブレット、ゲームの通信機能について、子どもたちとお話していただければと思います。



12月19日に、和歌山くろしおライオンズクラブの皆様に「薬物乱用防止」の出前授業をしていただきました。
DVDや紙芝居を使って、教えていただき、とても分かりやすかったです。
子どもたちは、薬物に対して、改めて「ダメ・ゼッタイ」という意識を持てたようです。
子どもたちの感想を紹介します。
●薬物は名前を変えて売られているのが驚きました。パンフレットに載っていた最高刑12か国中7か国が死刑になるのが意外だった。薬物は、一回使ってしまうと、元の人生に戻れないのが怖いなと思った。薬物は、体全身を壊してしまうのが一番怖いと思った。
●薬物乱用は、心だけでなく、身体にも悪い影響があることが分かった。薬を使うと、自分だけでなく、他の人にまで害を及ぼす(交通事故など)。ひどいと死んでしまう。薬物は使わなくても、持っていたら罪。一度使うとやめられないので、最初から使ったらダメ。手を出してしまったら、終わり。もし、変な人から、「これあげる」って言われても断る。薬物乱用、ダメ・ゼッタイ。
12月21日は、冬至のこんだてでした。
毎年12月22日頃に、1年で最も夜が長くなる日があり、これを冬至といいます。
冬は植物が枯れ、動物は冬眠してしまうため、昔は食べ物が手に入りにくくなりました。そこで、病気もせず災難もおこらない「無病息災」を祈るために、野菜の少ない季節に栄養を補うため、かぼちゃを食べたり、柚の香りで病気や悪いことを追い払ってくれる力があると信じられている柚のお風呂に入るなどして、夜をこしていたそうです。
かぼちゃはベータカロテンが豊富で肌や粘膜を丈夫にする働きがあり、ガン予防になるといわれている野菜です。また、柚には、血の流れをよくする成分や、痛みをおさえる成分が含まれています。さらに、ビタミンCも豊富なため、柚子湯にはいることでかぜをひきにくくする効果があります。
ぜひ、おうちでもためしてみてください。
献立 <ごはん、白身魚のゆず風味、かぼちゃのそぼろ煮、みそ汁、牛乳>


ふれあい給食
23名の地域の方々にお越しいただき、4・5.6年生の子どもたちと短い時間でしたが、交流の場をもつことができました。給食をいただきながら話も弾んだようです。ご自分の子どもの頃の事を話してくださる方、小学生の頃のアルバムを持参してくださった方もおられました。子どもたちも学校生活の様々な出来事を伝えていました。食後、翌日に控えていた4・5・6年生の集会発表の内容を披露しました。

<地域の皆様からの感想>
○太田小学校の教室に入るのも何十年ぶりかな?給食のとき、いろいろお話できて楽しかったです。若返りました。牛乳パックの片づけ方も教えてもらいました。
○久しぶりに学校給食をいただきました。私の子どもの時と違って、すばらしい給食だと思いました。子どもたちにパワーをいただきました。
○80年生きてきて初めての体験です。本当にうれしいです。
<集会発表の様子>

○すばらしい発表を見せていただきありがとうございました。各学年それぞれによかったです。平和の勉強もされていることをうれしく思います。
○子どもたちが主体的に取り組まれている様子を見て感動しました。
11月14日に、安宅満美子先生に、命についてのお話をしていただいた。
4分の1の色紙に開けられた点のような針の穴が、自分たちのはじまりだったと知らされ、みんな大へん驚いていた。直径2ミリメートルの点のような形が、お母さんのお腹の中で育ち、赤ちゃんになって産まれてくるということを、映像や重さのある胎児の模型で教えていただいた。
妊婦さん体験や、子宮の中から産まれてくる体験をし、自分のおへそは、お母さんのお腹の中の胎盤とつながっていたんだということを初めて知った子どももたくさんいた。
最後に、先生がおっしゃったこの言葉『みんなは、すごい確率で産まれてきた尊い命だから、絶対に、自分の命を傷つけてはいけないし、他人の命も同じである』を心にずっとずっともち続けてほしいなと思った。
妊婦さん体験…お母さんってたいへんだったんだ
お母さんのお腹の中の子宮にいるんだよ
陣痛はこんなにしておこるんだよ
ゲストティーチャー安宅先生をお招きして、命の誕生についてやお母さんのおなか中にいる赤ちゃんは、おなかの中でどのようにして日々を過ごしているのかを教えていただきました。
丁寧なお話に加え、赤ちゃんの成長過程の写真をみせてくださったり、道具を使い赤ちゃんがおなかの中にいるとどれぐらいの重さなのかが分かる体験をさせてくださいました。
最後に先生は、ひとつの命はたくさんの人が関わって紡いだキセキだということをおっしゃられました。
自分という命を誕生させてくれたお母さんやお父さんに「ありがとう」の一言を言いたくなった一日でした。
