小学校と幼稚園の間の通路は鉄の柱がたっています。大人の価値観では無機質で、あまり魅力的はありませんが、日ごろから、園庭の環境に積極的に関わっている子供たちはこんな場所までも柔軟な発想力で遊び場に変えてしまいます。
今日はボール遊びで、バスケットのシュートのように柱と柱の間にボールを通して競い合っていました。高い位置なので、なかなか難しいです。園にはいろいろな種類のボールがあり、重さ、大きさなど違います。何度か挑戦するうちに、「このボールならはいる!」というボールを見つけてきました。
そばにいた3歳児の子供たちは、木の棒でその鉄の柱をたたいてその音を楽しみはじめました。「カーンカーンって音がするよ」それから鉄棒、溝のふたあちこちたたきながら音遊びを楽しんでいました。
既成の遊具も楽しいですが、子供たちには、自分たちの力で面白い遊びを生み出す力を持っています。
遊びに使えそうなところを、自分たちで気づけたり見つけたられたりする力、そしてより遊びを面白くするための工夫する力が育ってきていることを嬉しく感じています。





市の地域安全課の交通安全室があり、信号の見方、横断歩道の渡り方を教えてくれました。みんな青色は『進む』赤色は『止まる』、信号の色の位置もみんなよく知っていました。
車の運転手に人にも気付いてもらえるように青色の時も必ず手をあげて、右、左、右を見てわたりましょうと、歌で教えてもらいました。
信号の黄色になった時の横断歩道の渡り方は、初めは少しややこしかったですが、分かり方を教えてもらって、みんな上手に渡ることが出来ていました。
今、子供たちの飛び出し事故が増えているとのことです。園の門のところも車は通りませんが、パイクや自転車が通ります。子供たちにも、飛び出さずに、一度止まってからおうちの方と一緒に出るように伝えています。おうちのでもまたお子さまとお話していただけると嬉しいです。
そのあと、3歳児もも組さんは、ミッキーとミニーちゃんがと登場してきた信号のお話が印象的だったのか、クラスへ帰ってから、「信号作ろうっと」と、信号機や横断歩道を作って楽しんでいる子もいました。







雨上がりの合間に「お砂場なら遊べそう!!」5歳児たちが飛び出していきました。
「濡れてるからちょっと硬いね」「今日は、白砂はないなあ~」「土、重たい!」そういって、穴をほったり、トンネルをつくったり・・・すると、「今日はトンネルすぐに出来た!!」「ぼくもすぐに出来た」「いつもはすぐにこわれるのにな~」「今日の土はトンネルには最高や!」トンネルを作るには、それなりの湿り気が必要です。微妙な力加減も大事です。
5歳児になると、今までの砂遊びの経験から、砂や水、道具の性質をつかんでいて、それを巧みに応用しながら、より山を高く積み上げたり、トンネルを掘っていく傾斜を考えたりできるようになってきます。子供たちは、砂場で試行錯誤を繰り返しながら、興味関心を深め、さまざまなことを学んでいますね。

10月の給食の献立が配られてから、今日のココアあげパンを楽しみにいた子供たち。
献立表は子供たちも読めるようにひらがなで(カタカナもありますが・・・)書いているので、毎日の献立を子供たちも良く知っています。「今日のパン、何か知ってる?」「知ってる知ってる」「ココアあげぱん」
ココアのにおいを3歳児は「チョコのにおいみたい」といいながら、美味しそうにほおばっていました。夢中になってたべていたので、少し口の周りに黒いひげが生えていましたが、みんな鏡を見て「ここに黒くなってる」と笑いながら自分でふき取っていました。

保護者会の方が子供たちのために『ワクワク魚つり』をしてくれました。
おうちの方が作ってくれた手作りの魚を釣ります。子供たちはおうちの方と一緒に魚釣りを楽しみました。おうちの方も「あともう少し、こっち!」「かんばって!!」と応援してくれました。そしてお土産をもらって帰りました。こっそりお土産を見て「こんなのほしかった~」おうちの人の」「よかったね、いいのもらったね」と、笑顔になっていました。保護者のみなさま、ご準備ありがとうございました。




