和歌山市立西脇幼稚園

ありがとういっぱいの幼稚園をめざして

≪10月25日≫

本日、本園において、保育研究会!1時~

テーマ「小学校への円滑な接続の為に」  教育関係者の方、どうぞお越しください。

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「ありがとういっぱい」を西脇幼稚園の夢プランに掲げています。

西脇幼稚園夢プラン「笑顔いっぱい、花いっぱい、ありがとういっぱい」

ありがとう一杯にするために、具体的な取り組みが求められます。

①1学期は、自分が「ありがとう」をなるべく多く口にする。先生方にも、そのように求めました。保護者会総会でも、お家の方にもお願いしました。

特に、「ありがとう」が、増えたかとの意識調査をしても、あやふやです。

②2学期始業式、子ども達に「1日一つ以上、うれしかったこと見つけ」をしようと言いました。各担任にも、終わりの会で必ず、子ども達の今日嬉しかったことを聞く時間を取るようにお願いしました。

このことは、一日を嬉しい視点で見ると、日々の生活自体が楽しく、嬉しいものになるために、大事なことだと思っています。いわゆる、マイナス面でなく、プラス面に視点が行く思考をする人間になることが、幸せな生き方につながるからです。

しかし、「ありがとう」の気持ちや言葉には、直接的ではないようです。

③10月25日の誕生会で、全園児が集まった時に、「ありがとう」が言える環境をつくるために、園長から伝えることにしています。

※本日、園長の出し物の当番で、「太郎」に行ってもらう予定です。

『友達に、親切にしてあげてください。やさしいことをしてあげてください。すると、きっと「ありがとう」と、言ってくれます。「ありがとう」と、言ってもらえる子は、友達にやさしい素敵な子供です。「ありがとう」と、友達から言ってもらえる子になりましょう。

できたら、お母さんからも、お父さんからも、きんじょのおばさんからも、きんじょのおじさんからも、みんなから「ありがとう」と、いってもらえる子が、一番親切な子だし、やさしい子だと思います。

「ありがとう」と、まわりのみんなから言ってもらえるように、周りの人に、やさしいことをしてあげたり、やさしい言葉をかけてあげましょう。』

さて、「ありがとう」が一杯の、ゆめプランにかかげている幼稚園に近づくことができるでしょうか。

 

≪親切と感謝≫は、一対の物だと思います。

周りの人に、役立つ自分だから、周りの人から感謝を頂ける。そのような人づくりができる幼稚園でありたいと思います。

お家の方も、どうぞ、子どもがよい行為をしたとき、「ありがとう」の言葉をかけてあげてください。

 

また、発見的承認と私は言葉を作ったのですが、・・・。

「ありがとう」を言う場面がないという方がいます。

だから、その場面をつくるのです。

「新聞持ってきて」と言って、もってきてくれたら「ありがとう」と、言えます。

「ありがとう」と言える、貢献する場面をたくさんつくるのです。そしたら、沢山「ありがとう」の感謝のことばが言えるのです。

人に役立っていると感じている人間が、自己肯定感・自己有能感を持ち、より積極的に人・物・ことに関わり生き生きと行動する人に成長します。

 

【何をもって成果とするのか】

・どのように、成果をはかっていくのか。

「ありがとう」の言葉が、多く出る園としたい。しかし、今のところ、成果のはかりかたに、確固たるものはない。

あくまでも、願いという段階である。想いを少しでも実現できるのか、実践力が問われているのではあるが。

・どのように成果を導き出そうとしているのか。

まずは、教師の姿勢である。つぎには、「ありがとう」と言える場面をたくさん作る、教師の力量が問われる。

 

教師の仕事は、単に今日の仕事をこなすことではない。今日と違う未来をつくること。

それを日々の実践に落とす必要がある。

 

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