和歌山市立 城東中学校

1年生人権教室 (2020.11.9)

11月9日(月)、1年生を対象に人権教室を実施しました。

教材は、第32回(平成24年度)全国中学生人権作文コンテストで法務大臣賞を受賞した作品「リスペクト アザース」をもとにドラマ化されたビデオです。主人公の中学生が、他者の気持ちや考え方を比較しながら、「人権」についての理解を深めていった過程を描いています。講師は、元中学校長の野間先生です。

自分たちと同じ中学生の作文がもとになっていることや、学校の目標である「自分を大切にし、人を大切にする」によく通じるテーマであることもあって、とても学習しやすかったと思います。生徒たちは、お互いに意見を出し合いながら、それぞれ自分の考えを深めていました。

 

緊急避難行動訓練 (2020.11.5)

11月5日(木)10:00、J-ALERT(Jアラート、全国瞬時警報システム)による地震速報の訓練放送がありました。本校でもこれにあわせて避難行動をとる訓練を行いました。

警報音が聞こえるやいなや、机の下などに入って身体を守る行動をとったり、教室のドアを開けて逃げ道を確保したりしました。体の大きくなった中学生も、すばやく身を縮めて、安全を確保していました。

(以下は、和歌山県教育委員会発行の「わかやまなんでも帳」とリーフレット「11月5日世界津波の日」を参考にしました)

1854年11月5日、安政南海地震による津波が和歌山県をおそいました。紀州広村(現在の和歌山県広川町)の濱口悟陵は、夜になって避難する方向を見失った村人のために、道端に置かれていた稲むら(収穫後の稲わら)に火を投じ、村人を高台に導いて、多くの命を救いました。

この故事は「稲むらの火」として知られており、これにちなんで、11月5日は、2011年に我が国で「津波防災の日」に、2015年に国際連合で「世界津波の日」に定められました。

また、2018年には、『「百世の安堵」~津波と復興の記憶が生きる広川の防災遺産~』が日本遺産に認定されたほか、世界各国の高校生を招いて『「世界津波の日」2018高校生サミット in 和歌山』が開催されました。

広川町には「稲むらの火の館」がありますから、一度訪れてみてください。

 

 

1年生 和歌山市探訪 (2020.10.22)

10月22日(木)、1年生が校外学習「和歌山市内探訪」を行いました。

本校では、1年生の総合的な学習の時間の取組の一つとして、毎年行っています。加太の淡島神社、和歌浦、東照宮、天満宮、和歌山城、美術館、博物館、科学館などから見学場所を選び、行動計画を立てて、公共交通機関を使って回ります。

行ったことのある場所も、自分たちで調べ、仲間と協力して行動したことで、新たな発見があったと思います。

この後のまとめや発表にもしっかりと取り組んで、「ふるさと和歌山をもっと知り、もっと好きになってほしい」という先生方の願いに応えてくれると思っています。

(この翌日行われた学年レクリエーションも、生徒が主体的に計画・活動し、とてもよかったとのことです)

加太の淡島神社
がんばれー!
和歌浦の紀州東照宮
東照宮の宮司さんにお話しを伺いました
和歌浦の天満宮
和歌山城天守閣の前で
城内に伏虎像があるのはなぜ?
昔の人の暮らしは…
こども科学館で体験中
お弁当おいしいな

2年生 高野山探訪 (2020.10.23)

10月23日(金)、2年生が高野山を訪れました。

「総合的な学習の時間」の活動の一環として、世界遺産高野山の名所・旧跡・文化施設を、徒歩やバスを使って、4~5人の班でめぐります。1年生の時に行った和歌山探訪は比較的身近な場所を回りましたが、今回は少し離れた場所での活動です。昨年の経験を活かし、計画をより綿密に、行くことだけを目的とせず、訪れる場所での見学や体験の充実を今回は目指しました。

あいにくの雨天でしたが、2年生らしくパワーアップした内容の探訪ができました。

しっかりとまとめて、文化発表会での発表もがんばって!

身支度を整えて、さあ出発
班別で行動
え~っと、どっちに行けばいいですか?
この奥は聖域
奥の院参道 石畳も雨に濡れてます
空海開創の高野山真言宗総本山金剛峰寺
根本大塔
高野山の入口に立つ大門
ちょっと休憩しよう
焼き餅おいしい!

修学旅行にいきました (2020.10.22-23)

10月22日(木)23日(金)、3年生が修学旅行に行きました。

コロナ禍の中、行先を県内に、日程を1泊2日に変更しての実施です。(本校では、例年、長崎・福岡方面へ2泊3日で行っています)

マスク着用や手指消毒を徹底し、会話は控え目に、バスも増便するなどの感染症対策を講じての旅行でしたが、生徒もよく行動をわきまえて、楽しく行ってくることができました。

故郷和歌山の良いところ、知らなかったことを学べたと思います。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

(1日目)学校~潮岬(昼食)~太地町くじらの博物館~那智の滝・熊野那智大社~橋杭岩~ホテル

(2日目)ホテル~日本とトルコの友好の歴史・樫野崎ガイドツアー~串本海中公園(昼食)~とれとれ市場~学校

本州最南端潮岬でお弁当
太地町のくじらの博物館
大きなクジラがハイジャンプ
那智の滝、落差133m
“八咫烏(やたからす)”の烏石もあります
熊野那智大社の鯉たち
橋杭岩で磯遊び
宿泊はホテル&リゾーツ和歌山 串本(ホテルWebページから)
日本とトルコの友好の歴史・樫野崎ガイドツアーに参加
1890年エルトゥールル号の海難事件
慰霊碑
串本海中公園水族館の魚たち
串本海中公園のウミガメたち
とれとれ市場でお買い物
お世話になったバス

 

 

 

教育実習がんばってます (2020.10.6)

9月末から2人の和歌山大学生が本校で教育実習を行っています。和歌山大学と和歌山市の連携の一環として、市立学校でも実習生を受け入れているのです。

今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、実習2週間前からの行動制限など慎重な対策をとった上での実施です。

本校には保健体育科と英語科の実習生が来ており、すでに授業をしてもらっていますが、2人ともしっかりと準備をして頑張ってくれています。

私自身も教育実習の際、1時間の授業のために何時間も準備をし、とても緊張して生徒の前に立ったことを思い出します。自分の授業を録音したり(当時はビデオが普及していませんでした)、指導してくださる先生や実習仲間から感想や意見をもらったりして振り返ってみると、反省点ばかりで、生徒に迷惑をかけないよう「次こそは」と一層力が入ったものでした。

実習中の経験は後の自分にストレートにかえってきますから、1時間1時間がとても貴重です。ふたりとも、本校での経験を活かして、すてきな先生になってくれるよう応援しています。

(現在、全国的に教員の確保が大きな課題となっています。子供たちの成長に関われる素晴らしい職業ですので、多くの優秀な若者に教職を目指してもらいたいものです。)

心を燃やせ!体育大会 (2020.9.30)

9月30日、体育大会を行いました。

今年はコロナ禍の中、種目の精選や工夫、参観者の制限、マスク着脱・手洗い徹底・声の出し方の工夫、などの感染症対策を講じながら、「何ができるか。どうすればできるか」を生徒と共に考えてきました。

生徒会は、生徒会種目(借り物競走)を考えたり、スローガン(「心を燃やせ!体育大会」)を募集したりして、大会を盛り上げる工夫をしてくれました。また、ブロックのリーダーたちは、応援の仕方を工夫したり、寄せ書きを作ったりして、チームをまとめてくれました。

大会当日、校長からのメッセージは、「互いに競い合うことで、自分の力や良いところを引き出し、仲間や相手の力や良いところも引き出そう。そして、全員で体育大会を作り上げよう」です。

結果は、最後まで歯を食いしばってがんばる姿や、みんなで力を合わせた楽しそうな笑顔があふれる大会となりました。

本校生徒には、「自分たちの工夫や努力で良いものを作り上げようとする」「自分自身精一杯がんばる、仲間や相手への気配りもする」ことが、先輩から後輩へと受け継がれていると思います。在校生徒には、この良き伝統にプライドを持って、さらに成長していってくれることを期待します。

※ 開催にあたり、ご理解ご協力を賜りました保護者、地域、関係各方面のみなさま、ありがとうございました。

 

2学期スタート (2020.8.17)

(放送による始業式、校長の話です)

みなさん、おはようございます。今日から2学期です。9日間という短い夏休みでしたが、みなさんどうでしたか?この時期、水の事故や交通事故をとても心配しますが、大きな出来事もなく、みんな元気で過ごしてくれたようで、うれしいです。

毎日、体温を超えるような気温が続き、所によっては40度を超えるという厳しい暑さの中、私自身は、体調維持を第一に過ごしました。早朝の間に用事を済ませ、日中は暑さをやり過ごし、適度に運動もしたおかげで、あまり夏バテもせず今日を迎えています。先日、郊外に出かけてみると、田の稲に稲穂がたわわに実っていました。また、朝夕、地面にうつる影が長くなっていることに気が付きました。暑いとはいえ、秋も着実に近づいているのですね。

さて、2学期は例年、体育大会、文化発表会、修学旅行、職場体験、校外学習など様々な行事がありますが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、すでに職場体験は中止としました。他の行事も実施に向けて準備を進めていきますが、状況によりどうなるかわかりません。そのことを、心の片隅に持っておいてください。そうすれば、いざという時になっても、がっかりしてしまったり、腹が立ってしまったりすることを押さえられると思います。

ところで、今年のように先行きが不透明なとき、どうすればよいのでしょうか。私は、目の前のことを一つ一つきちんとやることに気持ちを向けます。みんなそれぞれ夢や目標があると思います。時には、どうすればよいか迷ったり悩んだりすることもあるでしょう。しかし、分からないことに心を縛られすぎないようにして、今やること、やるべきことを、淡々とやっていくようにします。そうすることで、気が付けば、難しいことも解決したり乗り越えられたりしているものです。私は、今学期、この方法で過ごしていきたいと思っています。

まだまだ暑い日が続きそうです。まずは、感染症、熱中症、食中毒などの防止、健康管理に気を付けてください。そのうえで、自分たちの目標である「自分を大切に、他人を大切に」や言葉のオアシスを広げることを心がけてくれたら嬉しいです。

今週は午前中のみの授業です。学校生活のペースをつかむようにして、一日一日を乗り切っていきましょう。

暑さの中、サボテンは元気!
かまきりも元気!
鯉の赤ちゃんも大きくなりました

1学期終業式 (2020.8.7)

新型コロナウイルス感染症の影響で、今年は今日が1学期終業式です。

感染症対策でいろいろと制限のある中、また最近は厳しい暑さの中、みんなよくがんばったと思います。

全校生徒を前に直接話をしたかったのですが、それもかなわず、放送で話をしました。(校長の話)

明日から9日間の短い夏休みですが、がんばってきた体と心をちょっと休めリフレッシュして、17日の始業式にみんな元気で会いましょう。

生徒会ロゴは、1年2組N.Y.さんの作品に決まりました。生徒会長T君から表彰状を贈呈
玄関の掲示物
玄関の掲示物

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