学習指導要領では基礎・基本を確実に身につけ、それを基に自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する能力や、豊かな人間性等の「生きる力」を育成することを基本的なねらいとしています。
こうした学力が身についたかどうかを判断するには、絶対評価(学習指導要領が示す目標に照らして、どこまで達成できているかをみる評価)をすることが適切であると考えています。したがって、終業式の日に皆様がご覧になる通知表は、そのような方法で評価しています。
- 絶対評価について
- 学習指導要領が示す基礎的・基本的な内容が確実に習得できたかどうかの評価をするためには絶対評価が優れている。
- 子ども一人ひとりの教科目標の実現状況や進歩の状況を把握し、学習指導に生かすためには絶対評価が適している。
- 学習のようすの「観点」については、絶対評価で行っています。クラスの他の子どもと比べてつけたものではありません。その子が、目標に照らして、どこまで達成できているかどうかを評価しています。
- 3年生から6年生の総合的な学習の評価については、学習した活動を「興味・関心・意欲」「課題追求」「資料活用」「表現・発表」等の観点から、特に際だったことについて文章記述による評価をしています。
- 行動のようすの「観点」についても、指導要領の「生きる力」の育成をめざし、豊かな人間性を育てることが重要であることを踏まえて評価をしています。
通知表については、それを見ながらお子さまと話し合い、次学期に向けて努力していくように支援してあげてください。お子さまの成長にとってプラスになるようお役立ていただきたいと思います。