教育目標
本年度の教育目標です。
教育方針:学校長 嶋田 弘人
0.豊かな心をもち、主体的に生きる子どもを育成する
本校は、和歌山市教育委員会の指定を受け、国語科指導の研究を重ね、毎年研究授業発表会を実施しています。本年度で48を迎えます。
新学習指導要領でも、国語科の指導や言語指導は、大変重要視されているところです。全教科において、言語指導の必要性が述べられています。
国際化が進み、情報化社会となった今、社会を生き抜く力として、色々な人たちと交流ができる言葉の力として、日本語の指導を充実させることが大事です。
事実や事柄を正確に「認識」する力。根拠や理由を挙げて、「論証」・「思考」する力。話や文章で「表現」する力。そういった能力をさらに向上させることです。
国語科を中心にして、「何をどのように話すのか・読むのか・書くのか。」主体的に「言語」による情報を処理・操作できる能力を育てるために、私達は、日々、教材・授業研究に励んでいます。
また、読書の重要性も考え、本好きな子どもに育てたいと取り組んでいます。
読書は、これからの力を育てる上で、中核となるものです。
子どもの時期の読書指導は、特に大切であり、その後の人生を左右するものであるといっても過言ではありません。この時期に、読書の喜びを知り、好奇心を満たす手段を身につける事はとても大切です。
読書習慣を身につけることは、一生の財産として生きる力となり、楽しみのもととなります。
本を読むようにするための「最初の入り口」は、聞かせることにあり、読み聞かせをすることも大切なことです。
1.基底
人間尊重の精神を基盤として、教育課程の趣旨をふまえ、心身ともに健康で豊かな心をもち、強く、正しく、たくましく主体的に生きる力をそなえた子どもを育てたい。
そのため、伝統ある新南教育の進展の方向性を見きわめ、研究実践校としての使命感をもち、常に学校教育の場にふさわしい環境の醸成に努め、子ども達が自ら進んで生き生きと学習に取り組むよう、活力と魅力のある学校つくりに努める。
2.教育目標
豊かな心をもち、主体的に生きる子どもを育成する。
*自ら学ぶ子ども
自分で課題を見つけ、ねばり強く解決していこうとする子ども。
*やさしい子ども
友達のよさや自然の美しさがわかり、たがいに助け合い、自他の命を大切にする子ども。
*たくましい子ども
心身ともに健康で、正しく行動し、進んで学校生活をよりよくしようとする子ども。
3.努力点
(1)教育課程に基づき、具体的実践的に研究を進めるとともに、授業時数の確保に努め、授業内容を充実させ、活力ある学校・学級づくりに努める。
(2)差別に対する科学的認識を深め、一切の偏見や差別を取り除こうとする強い意志と実践力をもった子どもを育てるため、全教職員が人権(同和)教育についての研究を重ね、常に弱い立場におかれている子どもを大切にし、どの子も学校生活に満足感と充実感をもつように努める。
(3)基本的生活習慣を身につけ、子ども自身が意欲的に自分の生活を見つめ、より高めていこうとする実践的な子どもを育てるため、統一した方針によって指導するとともに、教職員自ら範を示す行動をする。
(4)子ども一人ひとりが自ら進んで生き生きと学習に取り組む力を育てるため、国語科学習の研究を授業研究の中心として進めるとともに、他教科等の学習指導にも生きてはたらくよう努める。
(5)県学力診断テスト・全国学力学習状況調査の結果をふまえた対応策を講じ、学力向上に努める。
(6)心身の調和のとれた豊かな人間性を養い、個性の伸長を図り、集団の一員としての自覚を深め、自主的・実践的な態度を育てるため、特別活動の研究と実践に努める。
(7)保護者、地域の人々の子どもへの願いを受けとめ、その信頼と協力を得ながら、学校・家庭・地域が一体となって教育の効果を上げるため、緊密な連絡をとる。
(8)教育公務員としての自覚をもち、教育愛に徹し、常に自己研鑽に努め、相互研修をはかる。
(9)学校評価を行い、教育活動その他の学校運営の改善に努める。
4.実践目標
「あ」「そ」「べ」「あそべ」新南の子。
(1)あいさつのできる子。
(2)そうじをしっかりできる子。
(3)べんきょうをすすんでがんばる子。
(4)友だちとなかよくあそべる子。
5.新南の教職員として
新南の子どもたちにとって、学校は、意欲を燃やし、存分に活躍し、満足し、充実感をもつような魅力ある生活の場でなければならない。そのため、教職員はもてる力を出し合い、一致協力して子どもたちにとって生きがいのある学校をつくりあげねばならない。
個が育つ学級作り
- 授業を大切にし、子どもの意欲をもり立て、思う存分活動できる学級をつくる。
- 個性豊かな学級づくりと、教育目標に基づく学級目標達成のため、子どもとともに堅実な営みを重ねる。
個が生きる学習づくり
- 子ども一人ひとりの個性をみつめ、その子らしさを活かす学習に取り組む。
- ともに学び、ともに体を動かし、ともにのびていくため、常に目の高さを子どものそれと同じにする。
- 生き生きとした学習を成立させるため、毎日、元気で明るく子どもと出会うようにする。
生きがいのある学校づくり
- 出会いを大切にし、互いに助け合い、仕事には厳しく、活力ある学校をつくるため一致協力する。
- 職務にいきがいと使命感を持ち、自己の校務分掌には責任を持つ。
- 教育者としての感性を高め、人権(同和)教育に積極的に取り組む。