和歌山市立 新南小学校 ❀❀❀❀❀❀❀ Shinnan Elementary School

新南の国語

今年度「研究会案内」 

生きる力としてはたらく言語力の育成;国語教育研究協議会

 

「研究主題」
生きる力としてはたらく言語力の育成

–子ども同士が自ら関わり合い、言葉をつくして伝え合う国語–

「研究の内容」●15-21 国語教育R5

1.テーマ設定と単元構想、
2.読みから表現への工夫、
3.学習活動等の工夫
評価規準

授業とその研究活動

全クラスが校内で国語の研究授業を行い、授業の向上をはかっています。また、毎年、研究発表会を開いて校外の先生方に授業を見ていただいて様々な指導を受けています。

テーマ設定・単元構想から授業の工夫

教師にも子ども達にも先の見通しきくテーマ、子どもの追求エネルギーが持続していけるテーマ設定を工夫することで、子どもたちが意欲的に授業に取り組む。

令和4年度の実践(研究発表会より)

「がまくんとかえるくんに手紙をかこう」(2年)
教材『お手紙』                

「お手紙」をみんなで読み合って、たくさん想像したことを吹き出しに書き溜めていきました。

そして、がまくんとかえるくんにお手紙を書きました。

「食事の中の和と世(よ)」~〇〇家のおすすめ料理と比べよう~(4年)

教材『くらしの中の和と洋』

「自分の好きな家庭料理」と「家庭料理と対になる世界の料理」の良さや特徴を調べ、調べたことを紹介文に表しました。

「ここがあっぱれ!~大造じいさんとがんのあっぱれ新聞をつくろう~」(5年)
教材『大造じいさんとがん』

大造じいさんの人物像や残雪に対する心情の変化を、大造じいさんの視点で考えたり新聞記者の視点で読み取ったりしながら読み取りました。新聞記者として大造じいさんになり切った友達にインタビューしたり、大造じいさんになりきってインタビューに答えたりして学習をすすめ、新聞をつくりました。

 

読書・音読指導

図書の時間

各クラスで週1回程度、国語の時間を利用して読書指導を行っています。

「昼の10分間読書タイム」(学級の時間を利用)」

昼休憩後の10分間の「学級の時間」は、「読書タイム」として各自の読書や読み聞かせなど多くのクラスで取り組まれています。学級の実態に応じて計算や漢字など基礎学力向上の時間として取り組まれる場合もあります。

「多読(一作家集中読み等)」

多読への取り組みを重視しています。単元にもよりますが、授業で取り上げた1作家の主な作品をすべて読みきり、感想などを交流しあうという学習も各学年で取り組まれています。

「音読・暗唱」

暗唱授業や家庭学習では継続的に音読指導をおこなっています。日本語のリズムになれることができ、読解力・語彙力も向上します。詩等の短い作品は暗唱にも取り組ませています。
←まどみちおさんの詩集から朗々と次々に作品を暗唱する3年生。

 

 

作文指導

「書くこと」を普段の授業の中に

書くこと自分の思いを表現したり、他の人の考えと比較したり、教材文の内容をまとめたりと「書くこと」を毎時間授業に取り入れるように工夫しています。

 

 

 

各種「作文、詩、標語コンクール」への取り組み

普段からの「書くことの能力向上」の取り組みの一環として、各クラスの実践に沿って各種作品展にも応募しています。和歌山放送「わたくしの作文」において昨年度は学校賞をいただいています。

基礎学力

「漢字博士試験」への取り組み

3年生からは、毎学期、県教育委員会の「漢字博士試験」に全クラスで取り組み、各人の漢字力向上のための励みとしています。

「音読・朗読」への取り組み

一斉音読 各学年、クラスの実態に応じて教科書教材文などの音読学習に取り組んでいます。一斉読み、グループ読み、一人読みなど工夫しています。また、毎日の家庭学習の課題とするなど「学習習慣」の定着の一環としても重視しています。

 

 

「国語辞典・漢字辞典の活用」への取り組み

国語辞典 国語辞典・漢字辞典を引いて意味を確かめることは語彙力を向上させる上で大きな力を発揮します。通常の授業でも常に辞書を活用するように指導するとともに、特に言葉の学習では辞書を活用した学習に集中的に取り組みます。全ての項目に読み仮名をつけた辞書を推奨しています。

 

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