和歌山市立 西和中学校

いじめなくそうデー(R5.11)

いじめなくそうデー(2023.11)

11月2日(木)の朝、いじめなくそうデーの放送を行いました。今回の読み物教材を紹介します。

☘大人に相談する☘

①お家の人に打ち明ける

何か困ったことや、嫌なことがあったときは、まずはお家の人に話してみましょう。話すときには、記録をつけていたノートがあると、何があったのかを説明しやすいです。いつ、どこで、誰に、どんなことをされたのかをメモしておくと、相手にきちんと伝えることができます。

②先生に打ち明ける

もし、お家の人に話しにくいのであれば、学校の先生に相談しましょう。担任の先生でもいいですし、他に話しやすい先生がいればその先生でもいいです。教科担当や生徒指導の先生、保健室の先生等、学校にはたくさんの先生方がいます。あなたの辛い状況をきっと理解してくれるし、早期解決に向けて対応してくれるはずです。

③「助けて!」と言うのは恥ずかしくない

みなさんは、テレビで格闘技の試合を見たことはありますか。ボクシングなどの格闘技の選手は、どの選手も強そうですよね。でも、試合の中でケガをすることは、珍しくありません。すると、どんなに強い選手であっても、すぐドクターが駆けつけ、治療を行います。自分がケガをしている時に、誰にも頼らずに戦い続ける選手はいません。助けを求めることが、今の状況を乗り越えるのに、最善の方法だということを知っているからです。

いじめられている人にとって、今の状況は大ピンチです。遠慮したり恥ずかしがったりせず、すぐに「助けて!」と言えることが大切です。たった1回では、何も変わらないかもしれません。だから、いじめがなくなるまで、何度でも、何人でも、助けを求め続けましょう。

④先輩たちの体験談

(Aさん)

いじめられていた時、私は不安な感情のはけ口として、いろんな人に話を聞いてもらいました。いじめを解決してもらおう、という気持ちより、話を聞いてもらい、すっきりしたい、という思いから、いろんな人に話していました。

(Bさん)

私のために学年集会を開いてくれたのは、学年主任の国語の先生でした。怒るときはすごく怖い先生で、慕っている生徒も多かったので、みんな静かに話を聞いていました。その後、学年全体で「いじめを許さない」という雰囲気が生まれ、学校に通いやすくなりました。

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