紀伊風土記の丘では、春季企画展として「黒江・商家のくらしと漆器」を開催しています。
会期:3月16日(土)~6月16日(日)
紀伊風土記の丘の紹介によると…
黒江塗は、庶民が日常生活で手軽に使える器を大量に生産したことを特色としました。そのため、黒江では一つの町の中で様々な職人が漆器づくりの工程を分業しました。また、漆器問屋など商人が海を通じて江戸や上方、四国、九州などに広範囲に販路を開拓し、さらに明治時代以降には、海外向けの輸出漆器やライフスタイルに応じた漆器を創造しました。
紀伊風土記の丘には、重要文化財「旧柳川家住宅」が黒江から移築保存され、伝統的な漆器問屋の佇まいを伝えるとともに、柳川家で取り扱った商品としての漆器や、同家で実際に使用された生活用具から商家のくらしぶりを垣間見ることができます。
本展覧会では、「つくる」「あきなう」「くらす」をテーマに、黒江の町で行われる漆器づくりの道具と製品、商家の生活用具を通じて、江戸期から昭和期にかけての黒江における仕事、商い、くらしの変遷をご紹介します。
…とあります。
詳しくは、紀伊風土記の丘のホームページをご覧ください。