和歌山市立 三田小学校

感染症から生まれる差別・偏見をどうなくしていくかを考える授業

 学校では、新型コロナウイルス感染症から生まれる差別・偏見をどうなくしていくかを考える授業をおこなっています。

 新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、学校を含めた日常の生活にも、一部に制限があったり、新しい工夫が求められたりする状況が続いております。
 今までとは違う生活形式に変化していく中で、感染症に対する不安や感染者などへの差別・偏見などが社会問題となっているのも事実です。
 学校でも、感染予防を続けていきますが、新型コロナウイルス感染症には誰もがかかる可能性があることを前提に、身近な誰かが感染してしまったことを考慮した対応も必要となってきています。

 そこで今回、日本赤十字社監修の「新型コロナウイルスがもたらす3つの『感染症』」の考え方をもとに、新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見について考える授業を実施しました。

3つの『感染症』とは?
 ①『病気』そのものの感染症
 ②『不安』という気持ちの感染症
 ③『差別・偏見』という意識の感染症

 この3つの感染症が負のスパイラルとしてつながることで、さらなる感染拡大や、社会問題の深刻化へとつながっていきます。

負のスパイラルを断ち切るためにできること
① ウイルスの感染をひろげないために… 
 まずは 手洗い・咳エチケットの徹底、3密を避け、
 自分自身の感染症予防を徹底しておこなう。
② 不安にふりまわされないために…
 情報源のはっきりしないうわさ話はしない・広げないこと
③ 差別や偏見をひろげないために…
 言い出しにくい空気をつくらないこと

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