7月5日は、七夕の献立でした。
七夕は、五節句のひとつで、7月7日に行われる行事です。天の川の両岸に引き離された、彦星と織姫が、1年に一度、7月7日の夜に出会えるという伝説から生まれた行事で、奈良時代に中国から伝わったといわれています。「万葉集」にも七夕をテーマにした歌があります。江戸時代になってから、五色の短冊に願い事を書き、笹の葉につけて祝うようになったそうです。 七夕には、天の川や糸に見立てた「そうめん」や「ひやむぎ」がよく食べられてきました。
給食では、七夕汁に入っているそうめんを「天の川」、オクラは「星」に見立てています。
献立 <ごはん、牛乳、星のコロッケ、五目きんぴら、七夕汁、たなばたゼリー>


5月2日は、こどもの日の献立でした。
5月5日は「こどもの日」ですが、昔からこの日は、「端午の節句」として祝ってきました。
鯉のぼりをあげたり、菖蒲(しょうぶ)湯に入ったり、柏もちを食べる習慣があります。
鯉は空にのぼって龍になると信じられ、こどもが立派に成長するようにという願いや、菖蒲やよもぎなど香の強い植物には魔除けの力があると信じられ、子どもが丈夫にたくましく育つようにという願いがあります。また、柏もちに使う柏の葉は、新しい芽が出てから、古い葉っぱが落ちるので「子孫繁栄」を願う縁起のいい植物とされていました。
給食に使ったたけのこも、すくすくとまっすぐのびて大きく育ちますようにという意味が込められています。
「端午の節句」は、こどもの成長を祈り、幸せを願っています。おうちでもお祝いしてみてください。

4月24日の献立は、ツナたま丼、豚汁です。
ツナたま丼の中にはいっているうすいえんどうは、和歌山県日高地方で収穫されたものです。
和歌山県は、豆の栽培に合った温かい気候に恵まれ、「うすいえんどう」の生産量は日本一であり、「紀州うすい」として知られています。
うすいえんどうは、さやいんげんと違って、さやの中に入っている実を食べます。
豆はきれいな緑色で、粒は大きく、甘みがあり、豆ごはんや卵とじ、かきあげになどにすると、とてもおいしいです。
タンパク質やビタミンや鉄、食物繊維も多く含まれています。グリンピースよりホクホクしています。
献立に使ったうすいえんどうは、1年生が前日に一生懸命むいてくれました。
1年生は口をそろえて、『私たち・ぼくたちがむいたからおいしい~」と和歌山
の春を感じながら完食です。
献立<ツナたま丼、豚汁、牛乳>



1年生のみなさん入学おめでとうございます。
小学校に入学して、約1週間が過ぎ、18日から1年生も給食が始まりました。
給食は、子どもたちの健康や成長を考えて作られています。
20日の献立は、1年生のみなさんの入学をお祝いする献立でした。
クラスみんなで、おいしく楽しくいただきました。


3月2日は、ひなまつりの献立でした。
女の子が生まれると、3月3日のひなまつりには、ひな人形を飾って、ももの花やひしもちなどをおそなえしてお祝いします。
ひな人形には、病気せずに元気に育ってほしいという願いがこめられています。
ひしもちの三つの色は、白は雪、緑は若草、ピンク色はももの花をあらわし、冬が去ってみんなが待ち望んでいる春がきたことをあらわしています。菱(ひし)の実を食べると長生きするという中国の言い伝えから、長寿を願い、またインドで、菱の実を竜にあたえて、竜にとらえられていた女の子を助けたという言い伝えから、こどもを守るという意味で、菱の葉の形に似せて切ったもちをそなえるようになりました。
ひなまつりには、はまぐりのお吸い物など季節の食材をつかったこども向けのごちそうをいただきます。
おうちでもひなまつりをお祝いし楽しんでみてください。
献立
<ちらしずし、白身魚のてんぷら、すまし汁、ひなあられ、牛乳>


1月23日(火)
5年生は、ゲストティーチャーをお招きして、昼食をコンビニで購入した際の栄養バランスについて教えていただきました。自分の選んだ食事を各自レーダーチャートで分析し、栄養バランスが十分であるかどうか学習しました。
また、講師の先生から食事をとるときに大切なことを3つ教えていただきました。
『①五目のおかずを食べる。②野菜は生より煮て食べる。③いろんな色・いろんな味のものを食べる。』です。
「まごわやさしい」【まめ・ごま・わかめ・やさい・さかな・しいたけ・いも】の言葉も頭にしっかり入りました。
これから自分で食事を購入する際、教えていただいたことを生かせることを願っています。

12月20日(水)、和歌山市立少年センターより西嶋先生をお招きし、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)トラブル防止の出前授業を行っていただきました。
今まで、家庭の中でインターネットに触れたことがある人はどれぐらいいますか?という問いに対して、子どもたちのほとんどが、調べ物や娯楽のためにインターネットを活用したことがあるとのことでした。
時代とともに、科学技術も発展し、パソコンやスマートフォン、タブレットなど誰もが手軽にインターネットを利用する機会が増えてきました。中でも、家族で共有するのではない、自由に使えてしまう個人のスマートフォンを、子どもたちが手にする前に、ぜひSNSによって引き起こされるトラブルについて知って欲しいと思い、4年生での出前授業を西嶋先生にお願いしました。
子どもたちに、事前にアンケートをとってみると、自分用のスマートフォンを持っている児童もチラホラいましたが、知らない人や会ったことがない人とメールやLINEなどのやりとりをしたことがある児童はいませんでした。
しかし、スマートフォンの中にあるゲームや、携帯ゲーム機、据え置きゲーム機を使って、インターネットに接続し、フレンド登録で友だちになったり、一緒にゲームをプレイしたりするという児童は、かなりの人数がいたように思います。
そういった子どもたちの現状を踏まえ、西嶋先生には、実際に起こったトラブルを例に挙げてもらいながら、お話していただきました。
スマートフォン依存症についてや、友だち間でのLINEのトラブル、またtwitterにのせた悪ふざけでは済まされない写真が世界中に拡散され、人生を台無しにした例など様々なことを話していただきました。
子どもたちは、西嶋先生の話を真剣に聞き入っていました。授業を終えての子どもたちの感想には、
「事件が起きてからだと意味がないので、今知ってよかったです。もし知らなくて、加害者になったり、被害者になったりしたらだめだから。」
「帰ったら、家の人にも教えたい。もし、スマホを自分も買うことになったときは、今日教えてもらったことに気をつける。」といったものがありました。
気を付けているつもりでも、いつの間にかトラブルに巻き込まれている可能性があるのがSNSです。ご家庭でも是非、SNSについて、スマホ、タブレット、ゲームの通信機能について、子どもたちとお話していただければと思います。