和歌山市立 太田小学校

視覚障がい者理解の特別授業(4年生)

11月19日(火)に、生まれつき全盲である亀山さんをお招きし、視覚障がい者に対する理解を深める特別授業を行いました。はじめに亀山さんが子供たちを前に呼び、一人ずつ名前を聞いて、点字に打ってプレゼントして下さいました。目にもとまらぬ速さで打つ点字のスピードと、声を聞いただけで、「君はスポーツをやってるね。」「音読が上手だね。」と子供たちの特徴を言い当てる洞察力に驚いていました。
子どもたちの質問を通して、小学校4年生ぐらいまでに点字をマスターしたことや、漢字がない分打つスピードを上げないといけないこと、また障害物がある方が何もないより逆に歩きやすいなど、体験者でしか分からない貴重な話を聞かせていただきました。
亀山さんの明るくて軽快な語り口と、気さくな振る舞いに子どもたちも楽しみながら、そして多くのことを学び、 考えることができた1時間でした。

 

4年生社会見学 ~稲むらの館・角長醤油資料館~

10月8日(火)、4年生は広川町にある「稲むらの館」「角長醤油資料館」に社会見学に行ってきました。
「稲むらの館」では、3Dシアターや講話を通して、地震や津波に関する防災のあり方、浜口梧陵の功績について理解を深めることができました。実際に津波のメカニズムを観察できる模型では、町が水に飲み込まれる様子に子どもたちは驚いていました。
「角長醤油資料館」では、江戸時代から変わらず使われている蔵の中を見せていただきました。数名の児童はもろみを混ぜる体験もさせていただき、大変貴重な経験ができました。しぼりたての生醤油を味見させていただき、子どもたちも「なんか、いつもの醤油とちがう」など、伝統製法で作られた手作り醤油の味に舌鼓を打ちながら、楽しく見学できました。

 

4年生 桃の学習

農産物や農業に対する理解及び生産者に対する感謝の気持ちを促進するとともに、ふるさと和歌山への郷土愛を醸成する目的で、和歌山県が費用を負担し、あらかわのももを提供していただきました。本校では、4年生がその桃を使った授業を行いました。

和歌山は桃の生産量が多く、全国でもトップレベルだということを聞いた子どもたちは、とても驚いてた様子でした。配られた桃の香りをじっくり味わい、桃の絵をしっかり描きました。
お家で食べた桃の味はいかがでしたか?

桃全体

SNSトラブル防止出前授業<4年生>

12月20日(水)、和歌山市立少年センターより西嶋先生をお招きし、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)トラブル防止の出前授業を行っていただきました。

今まで、家庭の中でインターネットに触れたことがある人はどれぐらいいますか?という問いに対して、子どもたちのほとんどが、調べ物や娯楽のためにインターネットを活用したことがあるとのことでした。

時代とともに、科学技術も発展し、パソコンやスマートフォン、タブレットなど誰もが手軽にインターネットを利用する機会が増えてきました。中でも、家族で共有するのではない、自由に使えてしまう個人のスマートフォンを、子どもたちが手にする前に、ぜひSNSによって引き起こされるトラブルについて知って欲しいと思い、4年生での出前授業を西嶋先生にお願いしました。

子どもたちに、事前にアンケートをとってみると、自分用のスマートフォンを持っている児童もチラホラいましたが、知らない人や会ったことがない人とメールやLINEなどのやりとりをしたことがある児童はいませんでした。

しかし、スマートフォンの中にあるゲームや、携帯ゲーム機、据え置きゲーム機を使って、インターネットに接続し、フレンド登録で友だちになったり、一緒にゲームをプレイしたりするという児童は、かなりの人数がいたように思います。

そういった子どもたちの現状を踏まえ、西嶋先生には、実際に起こったトラブルを例に挙げてもらいながら、お話していただきました。

スマートフォン依存症についてや、友だち間でのLINEのトラブル、またtwitterにのせた悪ふざけでは済まされない写真が世界中に拡散され、人生を台無しにした例など様々なことを話していただきました。

子どもたちは、西嶋先生の話を真剣に聞き入っていました。授業を終えての子どもたちの感想には、

「事件が起きてからだと意味がないので、今知ってよかったです。もし知らなくて、加害者になったり、被害者になったりしたらだめだから。」

「帰ったら、家の人にも教えたい。もし、スマホを自分も買うことになったときは、今日教えてもらったことに気をつける。」といったものがありました。

気を付けているつもりでも、いつの間にかトラブルに巻き込まれている可能性があるのがSNSです。ご家庭でも是非、SNSについて、スマホ、タブレット、ゲームの通信機能について、子どもたちとお話していただければと思います。

 

 

秋の遠足<4年生>~稲村の火の館・角長~

10月27日(金)は秋の遠足でした。

4年生は、社会科の学習で学んだ和歌山の偉人「濱口梧陵」とつなげて、「稲村の火の館」と、しょうゆのふるさとである湯浅町の「角長」さんに行きました。

「稲村の火の館」では、濱口梧陵の生き様や津波の発生の原理などをお話ししてもらい、津波が起きた際、どう行動するべきかといことを3D映画を通して学びました。

 

 

 

 

 

お昼ご飯を食べに行く公園の途中にある、濱口梧陵がつくった広村の堤防も見学しました。

 

 

 

 

お昼ご飯は、なぎ公園で、みんな仲良く食べることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼ご飯の後は、湯浅醤油の老舗「角長」さんの見学です。

角長さんでは、醤油の歴史や醤油の原材料について、また昔ながらの醤油の製法とそのこだわりなど、教えていただきました。

 

 

 

 

 

その後は、実際に醤油をねかせている蔵を見学させてもらい、一人ひとり、醤油をかき混ぜる作業を体験させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火を入れる前の醤油の味見や、しょうゆ記念館の見学もさせていただき、帰りには醤油のお土産もいただきました。

子どもたちにとって和歌山の魅力を再発見し、誇りを感じることができた遠足となったのではないでしょうか。

 

 

 

 

鳥人間コンテスト & ゴーヤの試食

8月21日(月)登校日

4年生は、体育館で鳥人間コンテストを行いました。

ルールは簡単で、B4のコピー用紙を使って紙飛行機を作り、体育館で飛ばします。舞台から飛ばした時の、飛距離で競います。

ただし、使っていいのはB4のコピー用紙とはさみだけ。はさみで、切り込み等を入れるのはかまいませんが、紙を切り取って小さくしたり、切り離したりすると、失格になるという厳しい制約があります。

8月1日(火)の登校日に子どもたちに告知したのですが、子どもたちは、夏休みの間に、それぞれ工夫を凝らした紙飛行機を作ってきました。

体育館では、すごいスピードで進む紙飛行機、天井に向かい高く上がる紙飛行機、ブーメランのように舞台に戻ってくる紙飛行機などが飛び交い、それぞれ個性にあふれていました。

   
   

今回の最高記録は、20.6mでした。

 

鳥人間コンテストの後は、理科の学習で育てていたゴーヤを収穫し、家庭科室でゴーヤの試食を行いました。

収穫したゴーヤを薄切りにし、片栗粉をまぶして油で揚げた、ゴーヤチップスです。

ゴーヤ独特の苦みが、子どもたちは苦手かな?と思っていたのですが、

「おいしい!!」

「そんなに苦くない!!」

「もっと食べたい!!」

と大好評で、あっという間に無くなりました。

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