お日さまも、にこにこ。みんなもにこにこ。
素敵な遠足になりました。
子ども達がにこにこでお城に集まれたのは、朝早く起きて、お弁当を作ってくれたお家の人がいるからです。そして、下の小さい子がいる家庭も多い中、9時にお城に集合しようと思えは大変な事です。それでも、子ども達が待ちに待った遠足をにこにこで迎える為、ご家庭のみなさんの協力の中で、素敵な遠足になりました。
3歳は、家族の方と、動物園。4歳は、子ども達だけで動物園。5歳は天守閣て、動物園。
幼稚園に接した、広い畑を使わせていただいています。隣り合わせに畑があるというのが本当にありがたいことです。日常的にかかわれる環境にあるからです。
教は、石灰をまいて、耕運機で耕しました。そして、鶏糞を6袋まき、もう一度耕しました。その後、耕運機でうねをつくるところで、ガソリン切れ。また後日と思っていたのですが、放課後に先生方みんなが手伝ってくれて、うねらしきものが出来上がりました。
先生方は「子ども達に、何を作りたいのかを聞いて、いろいろな物を育てたい」と言うことです。どのようなものが育つのでしょうか。楽しみです。
ものを育てるという作業は、とても大事なことに思っています。
・においも違います。・葉っぱの形も違います。・どんどん変化する様子を楽しめます。
そして、自分が育てた物を食べることができます。
子ども達の五感を使った学びがそこにあります。
「畑で作物をつくり食べる」ことを楽しむのは、西脇幼稚園の、大事な特徴です。
3歳の子ども達が、先生と一緒に、電車になってトイレまで来ました。
「バレーシューズ、どこにおいたらいいかな」と、先生が声かけすると、「シューズのお部屋」に子ども達が揃えて置き始めました。先生は「上手!ちゃんと、シューズのお部屋にいれてあげたね」と、成功感を味わう言葉がけをしていました。
①「シューズはここに置きます。」と、②「どこに置いたらいいかな」の①と②は、全く違った声かけです。「疑問形で子どもにたずねる。そして、良い行動ができたことを認める」の方は、子どもが自分で良い方向を見つけ出す声かけです。できれば、「子どもが、自分で問題解決する」声かけをしたいと考えています。「自分で判断して行動する力」の芽を養う教育の場としたいのです。①のように、さきさきに答えをこちらから教える声かけは、出来て当たり前ということになり、自分で問題解決しようとする姿を育てる事につながらないからです。
シューズのお部屋に、自分で考え、きちんとおける3歳さん。すばらしいです。もちろん、きちんとおける具体的なシューズの絵をそこに貼って、その気にさせる環境をつくっている先生の支援がそこにはあります。「頑張ることができる子供の後ろには、それを支える教師の取組がある」と、考えています。