和歌山市立 太田小学校

学校保健安全委員会

2月14日(金)に学校保健安全委員会を開催しました。

今年度は、学校薬剤師の小川美佳先生に、「薬と健康について」をテーマに6年生を対象にした授業をお願しました。事前に子どもたちから、薬や薬剤師の仕事などについての質問を出してもらい、それらを中心に授業をしていただきました。
授業の中で、錠剤やカプセルの形状を模型で見たり、薬をお茶やジュースで飲むとなぜよくないのかという実験も実際に見ることができました。子どもたちは、薬について、今まで知らなかったいろいろな知識を得ることができ、たいへん勉強になったと思います。

薬に頼りすぎず、毎日の生活習慣(早寝早起き朝ごはん)の大切さも学びました。

6年生 情報モラル教育

2月10日、少年センターの田中先生に来ていただいて情報モラルについて教えていただきました。

主に、インターネットとの関わり方やスマホの使い方、画像などに潜む危険について教えていただきました。子どもたちは真剣な表情で聞き入っていました。話の中で、心に残ったのが「包丁は正しい使い方を教えてもらうけど、スマホは使い方を教えてもらうことは少ない。」ということです。どちらも使い方を間違えれば、人を傷つけてしまうものだという意味では同じです。正しい使い方をすれば、とても便利なインターネット(スマホ)なのですが、一歩使い方を間違うと、いじめの原因になったり、犯罪に巻き込まれたりします。これからきっとほとんどの子が携帯電話やスマホを持つと思います。そんな子どもたちにとって、とても有意義な時間になったようです。

合わせて、中学校と小学校の違いについても教えていただき、卒業目前の子どもたちには目からうろこのことばかりでした。今日教わったことを意識して、スマホ等を使い、中学校生活を楽しんでほしいと思います。

~子どもたちの感想~
●今日の学習で、インターネットでは一言悪口を書いただけで捕まったり、仕事に就けなくなったりするので、使う時は全世界の誰もが見てるということを忘れずに、スマホ中毒にならないように時間を決めてやることが大切だと思いました。僕もスマホは結構使うので、これを考えて使おうと思います。
●インターネットはどんどん便利になっていくけれど、その分、ツイッターやSNSなどでの危なさも増えていくから、自撮りの写真をあげたり、本名を出したりしないように気をつける。僕は、ネットで大戦ゲームをよくするけど、ネットで知った人と会わないということを意識していなかったから、これからは意識していこうと思った。

4年生 情報モラル特別授業

2月4日(火)、少年センターの西嶋先生をお招きし、情報モラルに関するお話をしていただきました。
スマホやインターネットにかかわる様々な事件について、映像やクイズを交えながら、分かりやすくお話してくださいました。
「和歌山県は全国でも一番フィルタリングの意識が低い県」、「和歌山県の小学生でもネットで知り合った人と普通に会っている」という事実を聞き、子どももたちも驚いていました。

途中、先生から「おうちの人とスマホやネットの使い方について約束を決めたり、使い方を教わっている人?」という質問があったとき、ほとんどの児童が手を挙げていました。一昔前では、なかなか手が挙がらなかった質問だったそうです。スマホやネットの使い方について、保護者の方々も敏感になってきてくれている証拠だと、先生も安心していました。

スマホやネットは便利な道具ですが、使う人の心によって、人を傷つけたり、自分を傷つける凶器になりうるものです。子どもたちには正しい理解と、正しい心をもって、これからの情報社会を生きていって欲しいと願います。

5年生 薬物乱用は ダメ。ゼッタイ。

1月31日、和歌山くろしおライオンズクラブの方にお越しいただき、薬物が及ぼす身体への影響について、詳しく教えていただきました。
薬物を乱用すると、精神障害・脳・目・歯・臓器・肺や気管支・骨髄に様々な障害が起こってきます。特に成長期の青少年には、背が伸びない・筋肉が衰える・体重が減るなど、発育を妨げる大きな原因になるそうです。薬物には、興奮作用・幻覚作用・抑制作用があり、たとえ乱用をやめても、ストレスや小さなきっかけで精神病症状になってしまうことを教えてもらいました。
また、薬物の中には、危険ドラッグと呼ばれる、覚せい剤や大麻などに化学構造を似せて合成された物質が添加された危険な薬物があり、たった1回でも薬物乱用になり、死んでしまうことがあることも知りました。

子どもたちは、病院や薬局で売られている薬も大量に服用すると危険であること、使用方法を正しく守る大切さ、薬物乱用で自分の身体が大きなダメージを受けたり、それを治す方法がないこと、自分だけでなく家族も悲しい思いをしなければならなくなるなど、薬物乱用の問題についてしっかりと学ぶことが出来ました。

 

 

1月14日:「不審者侵入」避難訓練

不審者役を東警察署の方にご協力願い、「不審者侵入の避難訓練」を実施しました。本校の不審者侵入の合図は「アトム班○○へ」です。アトム班がキーワードです。不審者かも知れないと思った担任は、教室のブザーを押します。職員室にいる教員がどのあたりで不審者がいるかを察知し、放送を流します。その放送で、余裕があれば、子どもたちはバリケードを作りますし、近くにいれば、教室の隅に集まり、身を隠し、静かに過ごします。

教職員を4つの班(本部・児童対応・アトム・救護)に分け、不審者を子どもから遠ざけ、警察が来るまでの間、時間稼ぎをするように対応します。教職員も子どもたちも真剣に訓練にのぞみました。

東警察署の方からは、静かに真剣にできたことをほめていただき、登下校や帰宅後における不審者対応について、「イカのおすし一人前」のお話をしていただきました。

命は一つです。ご家庭でもこの機会に、どのように対応したらいいのかお話しください

 

 

 

 

 

 

 

3学期:給食スタート

3学期の最初の給食は、お正月の献立です。

お正月に食べる「おせち料理」の名前に意味があることを知っていますか。

黒豆は、「まめ(健康)に暮らせるように」。数の子は、「子孫繁栄」。田作りは、「豊年、豊作を願って」。えびは、「腰が曲がるまで長生きするように」。昆布は、「よろこぶ」。とそれぞれに、一年の健康と幸福を願い、意味がこめられています。

「おせち料理」のほかに、お正月に欠かせない魚として「はまち(ぶり)」があります。はまちは、ツバス→ハマチ→メジロ→ブリと成長するようにしたがって名前が変わっていきます。そのため「うちの家も出世できますように」という祈りをこめて、お正月にはまちを食べます。はまちは、その他地方によって名前のかわり方は違うようです。

お雑煮に入っているおもちは、古くからお祝いごとや、特別な「ハレの日」に食べられてきました。おもちは、よく伸びるので「長く生きる」という意味もあります。関西地方で食べられる丸もちは、丸にすることで、円満の縁起を担いでいます。

今日の給食に入っている金時にんじんもお正月に使う野菜です。お雑煮の金時にんじんも輪切りして縁起が良いようにしました。

 

クリスマスの献立

12月23日、令和元年最後の給食はクリスマスの献立でした。

クリスマスは、イエス・キリストという神様が生まれたことをお祝いする日です。キリストが生まれたのは夜だから、その前の夜(イブ)にお祝いします。

サンタクロースが良い子に贈り物をするのは、昔、教会の牧師である「セント・ニコラウス」が、子どもに贈り物をしたのが始まりだといわれています。その「セント・二コラウス」が日本に伝わり、言葉がなまって、「サンタクロース」になりました。そして、日本にもクリスマスを祝う習慣ができました。

また、メリークリスマスの「メリー」は「楽しい」という意味なので、楽しいクリスマスを!という意味になります。

今日の献立は、コンソメスープに入っているにんじんを星形に型抜きました。またクリスマスケーキもあり、子どもたちは喜んで食べていました。

残さず食べる良い子には、きっとサンタクロースから素敵なプレゼントが届くでしょう。

メリークリスマス☆

献立:パン 牛乳 スパイシーチキン ブロッコリーのごま和え コンソメスープ クリスマスデザート

 

 

冬至の献立

12月20日は、冬至(1年で最も夜が長くなる日)の献立でした。

冬は植物が枯れ、動物が冬眠してしまうため、昔は食べ物が手に入りにくく、また太陽に照らされている時間が短いため、人々は生活の不安を感じていました。

そこで、野菜の少ない季節に栄養を補うため、かぼちゃを食べたり、柚の香りが病気や悪いことを追い払ってくれる力があると信じられている柚のお風呂に入るなどして、夜をこしていたそうです。

昔の人が伝えてきた風習ですが、かぼちゃはベータカロテンが豊富で、肌や粘膜を丈夫にする働きがあり、ガン予防になるといわれている野菜です。また、柚には血の流れをよくする成分や、痛みをおさえる成分が含まれています。さらに、ビタミンCも豊富なため、柚子湯に入ることで風邪をひきにくくする効果があります。

ぜひおうちでもためしてみてください。

献立:ごはん 牛乳 白身魚の柚子風味 かぼちゃのそぼろ煮 みそ汁

6年生 音楽会出場

12月6日、和歌山市小学校音楽会に6年生が出場しました。練習の成果を思う存分発揮し、市民会館大ホールに美しいハーモニーを奏でました。涙が出そうになるほど、心に響く歌声でした。素晴らしかった!

合唱曲は「With You Smile」。

その歌詞の中に、「この広い世界の中で めぐり逢えた ふりかえると 微笑みながら だから With You Smile」 とあります。

太田小学校での奇跡的な出会いを大切に、そして友との思い出をたくさん作り、あと3か月笑顔で過ごしてほしいと願っています。

 

 

5年生:いのちのきずな

11月28日に、助産師の安宅さんに出産についてのお話をしていただきました。
初めに、折り紙にあけてある小さな穴を光に透かして見ました。この小さな穴が卵子の大きさです。卵子と精子が受精することは、25Mプールから一粒の米を探し出すことと同じくらいの奇跡だそうです。この話を聞いて子どもたちはきっと、奇跡的に授かった命を大切にしようと思ったはずです。

次に、妊娠しているお母さんはどのくらい体が重くなるのかという体験もしました。
体験に参加した子どもからは、「おっも!!」との言葉が…。また、妊娠をすると、お母さんは、つわりが起こったり、不安な気持ちになったり、しんどいときもあるのに、いつも赤ちゃんを思い、おなかの中で大切に育てていることも教わりました。また、出産時は、お母さんだけでなく、赤ちゃんも生まれてこようと必死に頑張ったことも教えていただきました。

一人一人、大切におなかの中で育っててもらい、誕生したことを実感できたと思います。
授かった命を大切にしてくれると信じています。

 

 

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