1月31日、和歌山くろしおライオンズクラブの方にお越しいただき、薬物が及ぼす身体への影響について、詳しく教えていただきました。
薬物を乱用すると、精神障害・脳・目・歯・臓器・肺や気管支・骨髄に様々な障害が起こってきます。特に成長期の青少年には、背が伸びない・筋肉が衰える・体重が減るなど、発育を妨げる大きな原因になるそうです。薬物には、興奮作用・幻覚作用・抑制作用があり、たとえ乱用をやめても、ストレスや小さなきっかけで精神病症状になってしまうことを教えてもらいました。
また、薬物の中には、危険ドラッグと呼ばれる、覚せい剤や大麻などに化学構造を似せて合成された物質が添加された危険な薬物があり、たった1回でも薬物乱用になり、死んでしまうことがあることも知りました。
子どもたちは、病院や薬局で売られている薬も大量に服用すると危険であること、使用方法を正しく守る大切さ、薬物乱用で自分の身体が大きなダメージを受けたり、それを治す方法がないこと、自分だけでなく家族も悲しい思いをしなければならなくなるなど、薬物乱用の問題についてしっかりと学ぶことが出来ました。