和歌山市立 太田小学校

3学期:給食スタート

3学期の最初の給食は、お正月の献立です。

お正月に食べる「おせち料理」の名前に意味があることを知っていますか。

黒豆は、「まめ(健康)に暮らせるように」。数の子は、「子孫繁栄」。田作りは、「豊年、豊作を願って」。えびは、「腰が曲がるまで長生きするように」。昆布は、「よろこぶ」。とそれぞれに、一年の健康と幸福を願い、意味がこめられています。

「おせち料理」のほかに、お正月に欠かせない魚として「はまち(ぶり)」があります。はまちは、ツバス→ハマチ→メジロ→ブリと成長するようにしたがって名前が変わっていきます。そのため「うちの家も出世できますように」という祈りをこめて、お正月にはまちを食べます。はまちは、その他地方によって名前のかわり方は違うようです。

お雑煮に入っているおもちは、古くからお祝いごとや、特別な「ハレの日」に食べられてきました。おもちは、よく伸びるので「長く生きる」という意味もあります。関西地方で食べられる丸もちは、丸にすることで、円満の縁起を担いでいます。

今日の給食に入っている金時にんじんもお正月に使う野菜です。お雑煮の金時にんじんも輪切りして縁起が良いようにしました。

 

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