ブロッコリーの苗を植えたあと、3歳児が「これ何?」「なんの葉っぱ?」先生にブロッコリーだと教えてもらうと、得意そうに「ぼくブロッコリーって知ってるよ」「あたしも!」「緑のん」と話してくれました。
初めてブロッコリー苗を見た子供たちは「これ?ブロッコリー?」「ほんとに?」「ちっちゃ」「なんだかへんだね」3歳児らしい素直な感想です。
「これから大きくなるからね。楽しみにしていてね」先生に声をかけてもらうと「お水あげたい」と、さっそく、じょうろでお水をあげていました。早くみんなの知っているブロッコリーになるといいですね。


2学期になり3歳児もも組さんは、ハサミもセロテープも上手に使えるようになってきて、色々な素材を使って作ることが楽しいようです。
園では、子供たちのイメージが広がるように、イメージが実現出来るように色々な素材をお部屋の中に用意しています。3歳児なのでなるべく安全で扱いやすいものを準備しています。




園では、子供たちが「つくりたい」「やってみたい」と思う瞬間を大事にしています。
子供たちがすぐに作れるように、また、試したり工夫したり出来るよう、ゆったりとした時間の確保することも大事にしています。
最近は、自分でドレスを作ってプリンセスになりきったり、箱にひもをつけてお散歩ペットを作ったり、鉄砲や剣を作って遊びに使ったり、箱にストローや厚紙を入れて振って音を出したり、お寿司やジュースを作ってご馳走してくれたりもします。
自分の作ったものを遊びに使ったり「これ、ママにあげるの」「明日もこのドレス着るの」と、作ったっものに愛着を感じたりしています。
先生たちは、3歳児なりのかわいい表現に認めたり、共感したりしながら、自分で作る楽しさを感じてほしいと思っています。
昨日ストローをいれた筒を今日も使っています。 これ背中につけたいんだけど・・・ガムテープでつけていましたがすぐに取れてしまいます。すると・・・自分のリュックにつけていました。3歳児なりに一生懸命考えたのだと思います。

箱にリボンをつけて・・・お散歩猫さんです
「ふかふかのお布団においてあげてるの ごはんもあげなくちゃね」とても大事していました。
3歳児は見立てたり、イメージを膨らませたりすることが上手です。

職員室にあったはちまきを見つけて「これ何するの?」「これは、頭に巻いて、アンカーの人は胸にもつけるんだよ」みんな「つけてみたい!」好きな色を頭に巻いて、アンカータスキもつけて(全員アンカーです!(^^)!)
そして、近くにおいてあった手袋もつけてみる子も・・・「さあ、走るぞ~!!」走る意欲満々(^^)/

今にも走り出しそうなので、そのテンションのまま小学校の運動場へレッツゴー!!
かけっこをすると「今日は早く走れた感じする」「もう一回したい」「もう一回!!」はちまきをするだけで、子供たちの気持ちのモチベーションがマックスになっていました。



楽しそうな姿を見て、3歳児もも組さんも「ぼくもしたい」「わたしも」、そして先生も・・・
4,5歳児に交じって走っていました。とても、楽しいかけっこでした。
今日の避難訓練は地震です。放送で「大きな地震がおこりました。先生のお話を聞いてダンゴムシのポーズをとってください」とお知らせをします。
3歳児もも組さんは少しびっくりしていましたが、きちんと防災頭巾をかぶることが出来ていました。さすが4,5歳児は、落ち着いて先生の後について、お話もせず、しっかりと避難することが出来ていました。

災害等の緊急時に適切な行動がとれることは大事なことです。地震が本当にいつ起こるかわかりません。私たち職員も避難訓練時に子供たちが、より早く、より安全に避難できるようにもう一度避難経路の確認をしています。園では、月ごとに、火災や津波、不審者などの避難訓練を計画的に行っています。
先週から園庭のツバキの木にハトがきていることに気が付いた子供たち。
「この木のこと好きなんなんちゃう」ずっと見ていると「あれ、二人(二羽)きてる」そっとツバキの木の上の方を見てみると、二羽がじっとしています。「何してるんやろうな」「きっと暑いから涼んでるんよ」「なるほど、葉っぱいっぱいあるもんな」
次の日、「ねえ見て、あのハト、またきた!」そして、ツバキの木の中へ入っていきました。
子供たちが、じっと見ていると「あ!出てきた!!」「どこに行くんやろ」と後ろを追いかけますが、どこかへ飛び立ってしまいました。
しばらくすると「あれ!?もう戻ってきた」電線の上にとまっているハトを見つけました。
「このハトってなんていう名前なんやろ?」「鳴き声で名前が分かるよ」と、先生から教えてもらってみんなで、鳴き声に耳をすませてみました。調べた結果「この声、キジバトや」
「また木の中に入っていくよ」そっと覗いてみると「なんか、昨日とちがう」子供たちには分かりにくいのですが、少しずつハトの巣作りが始まっているのでした。
今日は、「ハトがなにか持ってる」木切れをくちばしにはさんでいるハトを見つけました。
「ここへ住むつもりなんかな~」「雨ふったらどうするんやろ」「なんでここがいいんやろ」「葉っぱあるからぬれやんのよ」「大きい声だしたらびっくりするやん」「静かに静かに・・・」子供たちのキジバトへの関心はますます強くなっています。
もう少し、みんなで、見守っていきたいと思います。おうちの方もハトが苦手でなければお子さまと一緒に覗いてみてくださいね。
