「西脇幼稚園のゆめプラン」に、「自然と接する時間を意図的に作り、大切にする」と書き、教師全員で共通理解をしている。
5歳児が畑に出てきていた。
「あっ、イチゴが少し赤くなっている」「大きい蟻いる」等々、楽しそうに楽しんでいる。イチゴに顔をくっつけて、「いい匂い」といううれしそうな姿もある。単なる紙面上の知識でなく、五感を使って身体全体で学んでいる姿である。
幼稚園の耕運機が、エンジンがかからない状態。畑を耕すことができませんでした。地域の方で、一度みてあげようという優しい方に、土曜・日曜にみていただきましたが、なかなか動かず、結局は、買った店に耕運機を運んで行き、直してもらいました。有り難いことに、その地域の方が、自分の軽トラックで、店まで運んで下さいました。
もうしわけなかったのですが、甘えさせていただき、帰りには、「1人一鉢の土」を買い、軽トラックに乗せてきてもらいました。その店の店長さんも『幼稚園を支援してくれる、すばらしい方がいていいですね』と、おっしゃられていました。本当にその通りです。幼稚園は、保護者の方はもちろんですが、地域の方など、本当にいろんな方に支援して頂いていることを有り難く思います。
直った耕運機で、子ども達が、夏野菜の植え付けを楽しめるような畑の環境にしたいと思います。
幼稚園に接した、広い畑を使わせていただいています。隣り合わせに畑があるというのが本当にありがたいことです。日常的にかかわれる環境にあるからです。
教は、石灰をまいて、耕運機で耕しました。そして、鶏糞を6袋まき、もう一度耕しました。その後、耕運機でうねをつくるところで、ガソリン切れ。また後日と思っていたのですが、放課後に先生方みんなが手伝ってくれて、うねらしきものが出来上がりました。
先生方は「子ども達に、何を作りたいのかを聞いて、いろいろな物を育てたい」と言うことです。どのようなものが育つのでしょうか。楽しみです。
ものを育てるという作業は、とても大事なことに思っています。
・においも違います。・葉っぱの形も違います。・どんどん変化する様子を楽しめます。
そして、自分が育てた物を食べることができます。
子ども達の五感を使った学びがそこにあります。
「畑で作物をつくり食べる」ことを楽しむのは、西脇幼稚園の、大事な特徴です。