ふるさと学習(6年)
昨日と今日の2日間、和歌山市立博物館の太田先生をお招きして、「ふるさと学習」の出前授業とフィールドワークが行われました。
授業のテーマは、『雑賀衆と鈴木孫一』です。
雑賀衆は戦国時代に、和歌山市のほぼ全域の地侍たちから作られていた集団で、そのリーダーは代々鈴木孫一(雑賀孫一)の名前を名乗っていたと言われています。雑賀衆は鉄砲を使う傭兵集団としても有名で、織田信長を苦しめたことはよく知られています。
1日目の出前授業では、楠見西小学校の校区『平井』は、鈴木孫一にゆかりがあることや、信長と孫一はどんな戦をしてきたのかを詳しく教えていただきました。鈴木孫一を初めて知った子もいて、とてもためになりました。
2日目のフィールドワークでは、実際に学校から出かけ、自分たちの校区にどんな歴史的な意味があるのかを教えていただきました。
六箇井(ろっかい) 新六箇井(しんろっかい)
校区を横切る用水路です。和歌山県の偉人で知られる大畑才蔵(おおはたさいぞう)が山口、直川から栄谷まで江戸時代に延ばしました。
伊久比売神社(いくひめじんじゃ)
孫一ゆかりの蓮乗寺(れんじょうじ)
孫一にゆかりのあるお寺です。貴重な資料を見せていただきました。
孫一居城址(まごいちきょじょうし)
「城址(じょうし)」とは「しろあと」のことです。孫一が住んでいたと伝えられている場所が平井ふれあいセンターの北側に残っています。
ためになるお話をたくさん聞かせていただいて、太田先生、本当にありがとうございました。