楠見西小学校は和歌山市の北部、和泉山脈の南麓に位置し、山並みがすぐ近くにせまり、山の緑が映え自然に恵まれ環境はとてもよい。昭和40年代後半から宅地造成にともなう人口の増加により、児童数も増大し、超マンモス校となった楠見小学校を3分割した。昭和57年、楠見地区の最も西部を校区とする楠見西分校が発足、翌年、和歌山市の49番目の学校として和歌山市立楠見西小学校が開校した。
校区は南北に細長く、南は福島、野崎西小学校区と西は貴志小学校区と接しており、学校はほぼこの中心にある。そして、北より平井・市小路・粟の西端・栄谷の東端の地番からなっている。
校区の北の山地は、古来より大阪泉州と紀州をむすぶ平井峠へと続き、交通の要衝であった。その山地より流れ出る打手川が校区の西端を南西に流れ、北東部には一部水田がある。平坦地のほとんどには人家が立ち並んでいる。校区には、南海紀ノ川駅があり、県道粉河加太線が通り交通の便はとてもよい。したがって、アパート・マンション等が多い。2003年には、国道26号和歌山北バイパスが開通し、2004年には、新しい西脇山口線が開通した。これにより交通体系が以前と比べて大きく変わり、交通量が大変増加した。新道路の沿線には大型スーパーや飲食店舗が立ち並び賑わいを見せている。また、2001年には、駅の近くに河北コミュニティーセンター、2021年には平井ふれあいセンターがオープンし、地域の公的施設として利用されている。地域住民の職業は、商工業、公務員等サラリーマンがほとんどであるが、古くから花木の栽培がさかんで、四季を通しての花の栽培や売買、造園業等に従事する方も少なくない。

