登園してすぐに、
「(クリスマスの)靴下がない!」「私のもない!」と大騒ぎの子供たち。
サンタさんにプレゼントを入れてもらう靴下がなくなっているのです。
「探しに行こう」「先生のお部屋にあるんちがう?」と隣のクラスや、職員室、園庭とあちこちを探し回ります。
その時、園庭にいた子供たちが
「あっ!ソリのあとや!」「サンタさん来たんや」「靴下もっていったんやな」「これ、サンタさんの足跡や!サンタさんって足、大きいんやで」
と園庭にソリの跡やサンタさん、トナカイの足跡を見つけたようです。
サンタさんがプレゼントを持ってきてくれるのかな・・・という期待をもちつつ、お楽しみ会の始まりです。
先生たちの劇を見たり、みんなで一緒にダンスしたりして、大盛り上がりの子供たち。
みんなで、「ヤッター!サンタがやってくる」を歌っていると・・・
♪シャンシャンシャンシャン・・・どこからか鈴の音が!
「わあ!」「サンタさーん!」「やったあ!」大喜びの子供たち。
サンタさんが白い大きな袋を持って、幼稚園にやって来てくれました。
サンタさんは、みんなが作ったクリスマスの靴下があまりに可愛いと思い、持って帰ってしまい、その靴下にプレゼントを詰めて持ってきてくれました。
サンタさんから一人ずつプレゼントをもらえてニコニコ笑顔の子、ちょっぴり恥ずかしそうな子、緊張している子、「ありがとう」とお礼を言う子、様々な姿が見られました。
次の幼稚園に出発するサンタさんに、「サンタさんばいばーい!」「ありがとう」と声をかけ、見送りました。
「ソリに乗って帰ったんかな?」「トナカイはどこにいたんやろう?」
サンタさんに夢をいっぱいもらった子供たちでした。