朝から降っていた雨が昼頃にやむと、
「あ!雨やんでる!」「お外行く!」と園庭に飛び出ていく子供たち。
「水集めよう」と最初はスコップで水たまりの水を集めていた子供たちでしたが、
「いいこと考えた!」「こっちの方がすくえるで」とペットボトルを持ってきたり、
「これに集めて運ぼう」と台車に水を貯めて、運び始めたりしました。
ペットボトルの上にジョウゴをのせ、その中に水を入れる様子をじっと見て
「これすごい!見てみて!」「くるくるなるねん」「洗濯機みたい」と、水が吸い込まれていく不思議さに気付いている子供もいました。
砂場では、砂を型に入れてプリンやケーキを作っていました。
「おいしいケーキできてるね」と教師が声をかけると、
「だって今日は砂が湿ってるから」「濡れてる砂はきれいにできるんやで」と返ってきて、砂の固まり方が違うことに気付いていました。
自分が思ったことや考えたことをすぐに試すことのできる主体性を大切にした保育って大事だなあと思いました。
同じ園庭や砂場でも、雨上がりの園庭は、子供たちにとって特別だったようです。