12月20日(水)、和歌山市立少年センターより西嶋先生をお招きし、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)トラブル防止の出前授業を行っていただきました。
今まで、家庭の中でインターネットに触れたことがある人はどれぐらいいますか?という問いに対して、子どもたちのほとんどが、調べ物や娯楽のためにインターネットを活用したことがあるとのことでした。
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時代とともに、科学技術も発展し、パソコンやスマートフォン、タブレットなど誰もが手軽にインターネットを利用する機会が増えてきました。中でも、家族で共有するのではない、自由に使えてしまう個人のスマートフォンを、子どもたちが手にする前に、ぜひSNSによって引き起こされるトラブルについて知って欲しいと思い、4年生での出前授業を西嶋先生にお願いしました。
子どもたちに、事前にアンケートをとってみると、自分用のスマートフォンを持っている児童もチラホラいましたが、知らない人や会ったことがない人とメールやLINEなどのやりとりをしたことがある児童はいませんでした。
しかし、スマートフォンの中にあるゲームや、携帯ゲーム機、据え置きゲーム機を使って、インターネットに接続し、フレンド登録で友だちになったり、一緒にゲームをプレイしたりするという児童は、かなりの人数がいたように思います。
そういった子どもたちの現状を踏まえ、西嶋先生には、実際に起こったトラブルを例に挙げてもらいながら、お話していただきました。
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スマートフォン依存症についてや、友だち間でのLINEのトラブル、またtwitterにのせた悪ふざけでは済まされない写真が世界中に拡散され、人生を台無しにした例など様々なことを話していただきました。
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子どもたちは、西嶋先生の話を真剣に聞き入っていました。授業を終えての子どもたちの感想には、
「事件が起きてからだと意味がないので、今知ってよかったです。もし知らなくて、加害者になったり、被害者になったりしたらだめだから。」
「帰ったら、家の人にも教えたい。もし、スマホを自分も買うことになったときは、今日教えてもらったことに気をつける。」といったものがありました。
気を付けているつもりでも、いつの間にかトラブルに巻き込まれている可能性があるのがSNSです。ご家庭でも是非、SNSについて、スマホ、タブレット、ゲームの通信機能について、子どもたちとお話していただければと思います。