もうすぐ、五月の節句です。
登園してきた3歳児が「でっかい魚!!でっかい魚!!」と駆け込んできました。
園庭のこいのぼりの大きさに驚いていたようです。
4歳児も登園するなり、こいのぼりを見に行きました。「大きいな~」「ぱたぱたしてるよ」
「こいのぼりさん、元気!!と、こいのぼりを見上げていました。
五月人形も「このぼうしかっこうええでな」「かぶとやで」「カブトムシ虫と一緒に名前やな」と興味をもっているようでした。日本の伝統や文化に親しみをもてるような機会を大切にしていきたいと思っています。

西脇幼稚園は雨天時でも虫を探したり、外へ散歩に出かけたりすることができたりるようなスペースがあります。子供たちは、その場所で、ダンゴムシを見つけたり、草花を摘んだりしていました。
園の中ならどの場所でも遊べるので、子供たちは、自分の興味関心があることが見つかると自分のクラスだけではなく、色々な場所へ行って遊びます。職員室にも遊びに来てくれていました。
5歳児もも組さんでは、木の素材を使って、木切れを組み合わせて自分のイメージするものを作ったりして楽しんでいます。たくさんケーキを作った子供たちは、「そうだ!ケーキやさんにしよう」と、お店がはじまりました。4歳児すみれ組さんもうわさを聞いてやってきます。
図書室では友達と絵本を楽しむ子や、積み木をする子など、色々な友達や先生とかかわりながら遊んでいました。
本園では、クラス以外の友達、先生とのかかわりもたくさんあります。園全体で一人のお子さんの成長を見守っていきたいと思っています。


西脇幼稚園では、朝、登園すると、自分の好きな遊びを十分に楽しめるようになっています。
子供たちが、「今日は何をして遊ぼうかな~」と、遊びの目的をもって遊び始めます。
今日は、朝、登園すると「虫ハウスに入れようと思って、ぼくね、かまきりの卵もってきたんよ」と、おうちで、見付けたかまきりの卵を大事そうにもってきてくれました。
園の虫ハウスは大きくて見やすくて、子供たちが見つけた虫をいれているところです。
「虫ハウスなら、迷子にならないから」そういって、虫ハウスにいれていました。園の遊びがおうちの遊びともつながっていて素敵だなと感じました。
今日の砂場は、昨日の雨で程度な湿り気もあり、穴を掘ったり、山を作ったりするのも最適です。
穴を掘ったところに水をいれて、うまく流れていく方法を友達と相談したり、考えたりしたりしている姿も見られていました。
金曜日に「絵具したい~」と、子供たちからのリクエストもあったので、絵具を自由に使えるように、色々な色の絵の具を準備をしていました。
同じ絵具遊びでも、絵を描くことを楽しむ子や筆を洗っている水の変化を楽しんいる子など、色々な遊び方を楽しむ様子が見られました。
園では、子供たちがやってみたいと感じられるような環境を常に意識しながら準備しています。


5歳児ゆり組が、とうもろこしと枝豆の種を植えました。「いつになったら出来るのかな」「楽しみ!!」そういいながら、ポットに種をいれていきます。5歳児がしていると、3歳児も「やりたい!!」と、興味深々でやってきました。「大きくなったら、また、みんなで食べようか」「いつできるんやろ」「もうちょっとしたらできるかな」これから、みんなで楽しみにしながら育てていきたいと思っています。


園庭のスナップエンドウを収穫しました。「いっぱい出来てる!!」「みんなの分あるかな」
たくさん収穫できたので、すぐに茹でて食べることにしました。
茹でたての匂いを嗅ぎながら、「いい匂い~」「美味しそう」そういいながら、食べてみます。
「美味しい!!」「このお豆美味しいね」「皮も食べられるんやて」「おかわりほしい!!」
自分たちで収穫して、すぐに食べられたことで、美味しさが倍増したのだと思います。
おうちでは、食べない子供も友達や先生と一緒に食べることで、食べられることもあるかと思います。
園では、こういう機会を大事にしながら食育にもつなげていきたいと思います。
