
「この前したかけっこ、今度は運動会みたいに学校でやりたい!」ということで、昨日は雨で残念でしたが、今日は、お天気も良く学校へいってきました。
「よ~いピ~!!」笛の音の合図で元気に走り出しました。「がんばれ!!」応援の声も聞こえてきます。
「この前走った時(幼稚園の園庭)よりも、長かったな~」「でも、いっぱい走れて楽しかったわ」と、たくさん走れて満足そうでした。
「今日はこのメンバーで走りましたが、また違うグループで走ることもあるからね」と、先生からもお知らせがあると、「今度は誰と走るのか楽しみやな~」「おもしろそう!」と、ますます楽しみにしている様子でした。



1学期の終わりに、収穫して食べた枝豆が、2学期になってまだ園庭のプランターにも残っていました。
(実は先生たちが、子供たちが気付くように保育環境のひとつとしておいていました。)
5歳児ゆり組が、「先生、まだ枝豆が残っているよ~」「うわ~茶色くなってる、腐ってるかもね」「一回、皮むいてみようっと」と、おそるおそるむいていきます。
「あれ!!!これみたことある」「オニの時の豆みたい」「固いな~」「割れやんな~」
「この豆、もっと集めよう!」ということで畑に残っている枝豆も集めにいきました。
「こんなに固くなったら、もうたべられやんな」「ええやん、鬼は外のときに使えるかも」
先生から「この豆は大豆っていう名前になるよ」と、教えてもらうと「え~!!名前も変身するんや~」「あたし大豆ってきいたことある」「ぼくも知ってる、お豆腐になるで」「お醤油にもなるんやで」
さすが5歳児です。自分の知っていることをたくさんお話してくれます。
「枝豆って色んなものに変身するんやな~」と驚いていました。
その他にも・・・
「もう一回植えたらどうなるんやろ?」「植えてみたい」と、園に持ち帰って植えている子もいました。


本園では朝登園すると、すぐに子供が遊びたいところで、伸び伸びと遊べるようにしています。
子供が、「今日はお外で虫取りしよう!」「今から、ゆり組(5歳児)さんへ遊びにいこう!」「カニを見つけにいこう」「サッカーしよう」など、自分がしたい遊びを自分で考えて遊びに行きます。
園では、子供一人一人が、遊びたくなる、のびのびと活動できる、環境を用意しています。
今日は5歳児ゆり組には3歳児の子供たちが遊びに来ていました。5歳児が太鼓を作っているのを見て、3歳児も参加します。5歳児が、透明の幅の太いテープ、養生テープを使っているのを見て、3歳児はガムテープをもってきました。園では色々な種類のテープを用意しています。先生たちは、子供たちがテープを使いたくなるような収納の仕方や、取り出しやすさや安全に使うことが出来るようにと細かいところまで配慮しています。子供たちは色々なテープを使う中でテープの特性を感じたり、使い方を考えたりしています。 3歳児も初めはガムテ―プを使っていましたが、そのうちに5歳児が使っている養生テープにも挑戦して、自分でテープを切れた時にはとても満足そうでした。
3歳児は5歳児と一緒に遊ぶことで、多くのことを吸収しています。本園では、そのような瞬間があちこちで見られています。

今日は、子供たちが、かっけこをして遊んでいたので、先生が運動会に使うゴールテープをもってきました。
それを見て5歳児ゆり組さんが「運動会みたい」「よーいどん!って、やりた~い」と集まってきました。
近くにいた3歳児も「ぼくも~!」と、参加します。「よ~いどん!!」ゴールテープに向かってみんなで走り出します。「めちゃめちゃたのしい!もう一回したい」「あたしもしたい!!」見ていた4歳児すみれ組も集まってきます。気が付くと、たくさんの子供が集まっています。
運動会でかけっこの競技はありますが、「さあ、いまから、かけっこの練習をします」ではなくて、子供たちの日頃の遊びを通じて「かけっこって楽しいな」と感じるようにしながら、運動会につなげていきたいと思っています。

夏休みの間に砂場にきれいな色のブロックの枠をいれました。
きれいになって雰囲気も明るくなったので、子供たちも嬉しそうです。
「もっともっと 大きくしていこう!川みたいに」「もっと掘らないとね」異年齢の友達で遊んでいます。
遊んでいるうちに「ぼく、水もってくるわ」自然と自分の役割がわかってきます。
「こっちもつなげていくよ~」「わかった~」言葉を聞き合いながら、遊びをすすめていく楽しさも感じています。そのうちに「裸足になるわ~」と砂の感触の心地良さも感じている子もいました。形がどんどん変化させることが出来る砂遊びには子供たちの学びがたくさん詰まっています。
