「大豆はね・・・今日のお味噌汁に入っていたお豆腐になったり、お醤油になったりするお豆です。そして小豆は、赤飯というお祝いの時に食べたりするごはんの中に入っていたり、お餅の中に入っているあんこになったりするお豆なんです。」と、先生から教えてもらいました。「知ってる!」「大豆は知ってる!」と、大豆のこと子供たちもよく知っていました。
「あずきは、赤いね・・・じゃあ、赤い花が咲くのかな」「大豆はみたことあるよ」「給食のポークビーンズの豆やろ」と、大豆には親しみがあったようでした。
「大豆のほうは丸いけど、あずきはちょっと小さくて、ちょっとちがう丸やな」手にとりながら、豆の違いに関心を持っているようでした。
「いっぱいできたら、いいのにな~」楽しみにしながら、二種類の豆を植えた4歳児すみれ組と5歳児ゆり組さんでした。
春から、スナップエンドウ、そら豆と、色々な豆に触れ、子供たちの関心も高まっているようでした。




今日の献立は、かき揚げと豚汁とごはん、牛乳です。
かき揚げは色々な野菜が入っていましたが、3歳児も「なんか、カリカリしておいしい」「このソース(天つゆ)かけてるからおいしい」と、ほとんどの子供がおいしくいただきました。
かき揚げの野菜は細かく刻まれているので、子供たちもあまり野菜とは感じなかったのかもしれませんね。3歳児も給食が始まって一か月がたちます。自分でおはしをしっかり持って、(持ち方はまだ、それぞれですが・・・)自分で食べようとする気持ちが芽生えてきています。牛乳のストローを開けるのも自分でしようと頑張っています。
そして「おいしいね」と、お友達や先生のお顔を見ながら、楽しそうに給食をいただいています。



今日は、園の中に人気店が!!それはケーキ屋さんでした。
4,5歳児から始まったケーキ屋さんに今日はたくさんのお客さんが来ています。
「並んで~並んでください」みんなが並んでいると、3歳児もも組さんもその様子を見て、同じように並びます。「お金はいるのですか」「いりますよ」「ビー玉がお金です」
並んでいる人はビー玉を握りしめています。
4,5歳児がおいしくなるように、色もぬっていました。よく見ると・・・ケーキに名前が書いています。担任の先生に聞いてみると・・・
実は、子供たちとケーキの話になったときに、子供たちが「誕生日のケーキにチョコレートの『〇〇ちゃん、おたんじょうび おめでとう』っていうのがある」ということが話題になって・・・ということでした。それから、ケーキが名前入りなったそうです。
ケーキ屋さんでは、一人一人の自分の経験したお店のイメージで、その場にあった言葉を使ったり、ふるまいをしたりして楽しんでいました。


5歳児ゆり組と4歳児すみれ組が、昨日、きゅうり、なすび 南瓜、ピーマンなど夏野菜の苗を植えました。
先日植えた、ともろこしも少し大きくなってきました。
「もも組さん(3歳児)は、何かわかるかな?」「きっと、なにが植えてるか難しいと思う」「はっぱしかないからな~」ということで、何を植えているか分かるように、看板をつけることにしました。
グループに分かれて、野菜の看板づくりをします。
野菜の苗についてる小さな札を見ながら字も書いていきました。ピーマンは、カタカタだったので、少し難しいようでしたが、書いているうちに楽しくなってきたのか何度も『ピ』を書いていました。ピーマンの、のばす棒も縦にかいたり、横にかいたり・・・色々です。
文字をこんなふうにして、みんなと一緒に遊びの中で使ったり、実際に書いてみたりすることで、親しみを持つ機会になっています。







さあ、出来がった看板をつけです。
看板をみんなに見えるように場所も考えます。「あれ!?先生、とうもろこしのとこ、看板ひとつしかないで」
実はとうもろこしの列は3列あるのです。「ひとつやったら、あかんかな?」と聞くと、「みんな間違うと思うな。やっぱり、ここもあったほうがいい」ということになりました。
私たちは、ひとつでもわかるかなと思っていたのですが・・・
子供たちの『みんなが分かりやすいように』と思う気持ちからそう思ったのかもしれません。
また、明日、とうもろこしの看板が増えているかも・・・
小学校の体育の授業でサッカーをしているのを見た5歳児ゆり組さん。
「学校で本物のサッカーしてる!!すごい見に行こ!!」と、急いで学校の運動場のところへ見に行きます。
「学校にはたくさんゴールのやつあるな」「ボール本物やな、白と黒のんや」「幼稚園のとは違うな」と言いながら、小学校の先生が児童に説明しているのを近くで聞いていました。
小学校の先生が「幼稚園のみんなも一緒にしてみる?」と、声をかけてくれました。
「やりたい!!やりたい!!」「ぼくも!!」と、小学校の授業に飛び入り参加です。
小学校のお兄さん、お姉さんが、やり方を丁寧に教えてくれます。
大きなゴールに本物のサッカーボール。幼稚園の子供たちは、うれしくて張り切って、ゴールにシュートしていました。お兄さんお姉さんにも「上手やん!明日から一緒に出来るぐらいやん」と、ほめてもらいました。
後片付けも、小学校の先生のお話を聞きながら、体育倉庫へ片付けにいきました。
小学校のサッカーを体験出来た気持ちがよほどうれしかったようで、園に帰ってっからも「ぼくらね、学校でサッカーしてきたんやで」と、とても得意そうに話していました。
身近に小学校を感じられるのは、小学校と隣接する幼稚園のいいところだと思います。
小学校の先生のお話を聞いたり、お兄さんお姉さんの触れ合ったりしながら、小学校へのあこがれの気持ちが膨らんでいくのだと思います。
